田中圭 「どうしても憎めない」「バカっぽくて可愛い」永野芽郁との不倫報道後も、なぜか擁護の声が上がるワケ
田中圭 「どうしても憎めない」「バカっぽくて可愛い」永野芽郁との不倫報道後も、なぜか擁護の声が上がるワケ
1 冬月記者 ★ :2025/04/27(日) 09:53:04.07 ID:XUNldgLU9
永野芽郁と不倫疑惑の田中圭に「バカっぽくて憎めない」の声多数のナゾ…。過去作でサイテー不倫男を演じたことも
2025年4月24日発売の『週刊文春』で、俳優・田中圭(40歳)と永野芽郁(25歳)との不倫疑惑が報じられた。同誌によると二人は2021年公開の映画『そして、バトンは渡された』での共演を機に知り合ったという。
双方とも不倫を否定しているが、永野芽郁、そして妻子ある田中圭の行動には当然批判が集まっている。
一方で、同誌に掲載された直撃取材時の田中圭のアタフタした様子や、浮かれた2ショット写真などから、ネット上を中心に意外にも「どうしても憎めない」「バカっぽくて可愛い」といった反応が結構な頻度で見られるのだ。
この田中圭のパブリックイメージとは、いったいなんなのか。つい田中圭の過去作を振り返りたくなった。男性俳優の演技を独自視点で分析するコラムニスト・加賀谷健が解説する。
ポジティブなパブリックイメージ
俳優本人があずかり知らぬところで、その俳優のパブリックイメージが、増幅するかのようにほとんど独り歩きしてしまう状態がある。有名俳優なら、なおさらのこと。
例えば、アルフレッド・ヒッチコック監督作『サイコ』(1960年)のアンソニー・パーキンスは、同作の犯人役イメージがべったり定着して、その後のキャリアで苦労したことが知られている。パーキンスの場合はネガティブな意味合いが強いが、逆に強烈なほどポジティブなイメージもある。
『おっさんずラブ』で主人公・春田創一を演じた田中圭がまさにそう。吉田鋼太郎演じる上司が命名した「はるたん」というあだ名が、ドラマ世界をはるか超え、広く国民的に愛され、パブリックな愛でられ方だったからだ。
実際、『おっさんずラブ』はシリーズ化され、社会現象と呼ばれる作品になった。はるたんイコール田中圭という御輿が、愛を叫びながら全国を練り歩く。みたいな熱気を帯びるほどパブリックなイメージを決定づけた。
このはるたんイメージは、田中圭の明朗活発な俳優像を規定しながら、以降の作品でも基本的にはるたん役のような圧倒的ポジティブキャラをしなやかに更新している。
とはいえ、他にレパートリーがないわけではない。『おっさんずラブ』がシリーズ化される前に公開されたジョン・ウー監督作『マンハント』の回想場面に登場した孤高の研究者役の振り幅を定点観測してみただけでも、その芸達者な才能は明らかである。
むしろはるたん役から極端にトーンダウンしたクールな役柄の方を得意としているかもしれない。で、これがまたはるたん以上にはまり役であることが多い。