永野芽郁のスキャンダルだけが原因じゃない 日曜劇場「キャスター」視聴率低迷の残念過ぎるワケとは?

永野芽郁のスキャンダルだけが原因じゃない 日曜劇場「キャスター」視聴率低迷の残念過ぎるワケとは?

阿部寛のサムネイル
阿部 (あべ ひろし、1964年〈昭和39年〉6月22日 – )は、日本の俳優。 神奈川県横浜市出身。オフィスA所属。 3人兄弟の末っ子として生まれる。横浜市立三ツ沢小学校、横浜市立松本中学校、神奈川県立白山高等学校、一浪を経て中央大学理工学部電気工学科卒業。…
87キロバイト (11,024 語) – 2025年5月6日 (火) 11:11

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 阿部寛さん主演の、日曜劇場「キャスター」の視聴率についての話題です。

1 ネギうどん ★ :2025/05/12(月) 11:10:02.81 ID:3Nbv9QgS9

 日曜劇場『キャスター』の視聴率が伸び悩んでいる。主役に阿部寛、主要キャストに永野芽郁、道枝駿佑ら人気俳優を据え、テーマである「報道番組」も時宜を得ていた。失速の理由は何か。(フリーライター 鎌田和歌)

● 堺雅人主演の『VIVANT』の 逆を行きかねない

 近年のTBS日曜劇場のヒットといえば堺雅人主演の『VIVANT』(2023年7月から放送/平均視聴率19.6%)だが、初回視聴率は11.5%と目立って高いものではなかった。回を重ねるごとにSNSなどで話題となり、視聴率が伸びて行った経緯がある。

 その逆を行きかねないことになっているのが今期の『キャスター』である。初回視聴率は14.2%と『VIVANT』を大きく上回ったが、以降は11.7%、10.9%、10.4%と低迷している。SNSでの評判も思わしくない。

 TBSといえば40年以上続く報道番組「報道特集」があり、その調査報道に自負がある局である。そのTBSが報道番組に真っ向から切り込むドラマをオリジナル脚本で作るのだから、それなりの覚悟があったと考えるのが妥当だろう。しかし現段階では、視聴者の期待に応え切れていないように見える。

 ※放送回までのネタバレが含まれます。

 初回の放送で、阿部寛演じる進藤壮一が「生ぬるい報道体制を正す」と宣言する。進藤は公共放送で干され、民放放送「JBN」会長に拾われて看板報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任したという設定だ。

 進藤は特徴的な嫌味っぽい口ぶりで「コンプライアンスや時代の空気に合わせた」現代の報道番組を批判し、「ネットの話題をコピペして取り上げる始末」と毒づく。現実の報道番組に対する視聴者の不満を言い当てているように見え、この場面を見て期待をした視聴者は少なくないだろう。

● ドラマ開始後すぐの 永野芽郁「文春砲」の影響

 実際に1話と2話では、政治家の思惑で報道内容が左右される現実や、その政治家との駆け引き、スポンサーの意向を気にする編成部との兼ね合いなどが描かれた。

 ドラマだから誇張されているとはいえ、広告・編成と報道制作の軋轢は実際にあるであろうし、政治家による報道への圧力も想像しやすい。突飛なストーリーではあるが、「これより地味で複雑な事態が現実で起こっていそうだ」と思わせるだけの現場感はあった。

 しかし続く3話・4話では、実際の事件の「真相」解明部分にストーリーの大半が割かれた。報道の番組制作のジレンマというよりも事件の真相は何かに重きが置かれており、設定が報道局でなくてもいいように感じられるところが残念だった。

 3話目では若手ADである本橋(道枝駿佑)、4話目では報道局長の海馬(岡部たかし)が報道される事件の中心にいる人物と近しい設定となっている。ドラマにおいてそれぞれのキャストに見せ場を作るために仕方のないことなのではあろうが、この関係性あっての真相解明であって、ご都合的に見えてしまった。

 もちろんまだ4話目であるので、これからの展開がどうなるかわからない。個人的には、昨年来から盛んに「オールドメディア」と揶揄された大手局の報道に対するドラマの中で切り返しを見たい。

 また、進藤は写真週刊誌のカメラマンをうまく自分の手先に使っているように見え、やはり「マスコミ」の中ではテレビ局が王様なのだという意識があるようにも感じられる。現実ではさまざまなスクープを写真週刊誌が報道し、一部の報道についてはそれこそ「スポンサーの意向」や、タレントの所属事務所との関係を気にしてテレビ局が取り上げないことに視聴者も気づいている。

 ドラマが始まってすぐ、文春にスクープされた永野芽郁の「不倫」報道がまさにそれである。せっかくなのだから、このあたりにも切り込んでくれたら面白いのだが。

 進藤が口にするセリフが「毎日がエイプリルフールだと思え」だが、ドラマ以上の事態が現実に起こってしまったように見える。

続きはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/2acb4722d6b6de40a4b5576801fbd0eb7df4dc1c?page=2

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