TBS「熱狂マニアさん!」 BPOが「放送倫理違反があったと判断」と意見書公表、インテリア大手「ニトリ」1社を全編で紹介
TBS「熱狂マニアさん!」 BPOが「放送倫理違反があったと判断」と意見書公表、インテリア大手「ニトリ」1社を全編で紹介
『熱狂マニアさん!』(ねっきょうマニアさん)は、TBS系列で2022年10月14日から放送されているバラエティ番組。 作品やコレクションに精通した人を番組は「マニアさん」と命名。そんなマニアさん達が1年で最も熱狂する究極の1日に密着する。 2021年12月11日(「土曜☆ブレイク」枠)、2022年…
18キロバイト (1,913 語) – 2025年6月13日 (金) 14:38
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1 冬月記者 ★ :2025/07/11(金) 14:25:00.85 ID:J30JRDUV9
TBS「熱狂マニアさん!」は「放送倫理違反があったと判断」BPOが意見書公表
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会11日、TBSのバラエティー番組「熱狂マニアさん!」について「放送倫理違反があったと判断した」とする意見書を公式サイトを通じて公表した。
同番組を巡っては昨年10月19日放送回で、家具・インテリア大手「ニトリ」の商品を多数紹介。そのほとんどの放送時間で、画面の左上にニトリのロゴマークが表示されていた。
BPOは「TBSテレビは2024年10月19日に放送したバラエティー番組『熱狂マニアさん!』2時間スペシャルにおいて、家具・インテリアを扱う大手企業1社を全編で紹介した。
CМにもこの企業が登場したため、視聴者から「これは番組といいながら、明らかに広告ではないのか」という指摘がなされた」と経緯を説明。
続けて「委員会は、この番組が放送される直前、TBSの別のバラエティー番組について、番組か広告かを巡って厳しい意見が相次ぎ討議入りしたことを公表している。委員会は、同じ放送局で同様の問題が繰り返し表面化したことを重く見て、番組の録画をTBSから取り寄せて視聴したほか、番組制作の経緯などに関する報告書の提出などを求めた。それらを検討した結果、問題点をさらに詳しく検証する必要があると判断し、2025年1月の委員会で審議入りを決めた」と明かした。
そして、関係者のヒアリングや議論を重ねた上で次のような事実を認めたと指摘「商品説明に続く商品名、税込み価格のほか購入に際しての注意事項などのテロップ表示や企業のロゴマークの常時掲載などについて、番組と広告の識別に対する認識や検討が甘かった」
「この企業が番組の提供スポンサーになったという情報共有が十分ではなく、企業のCMが本編と直結あるいは近接して流れ、視聴者から疑念を持たれる可能性をさらに高めた」「こうした事態が起きることを事前に防ぐ役割を担う考査も十分にその役割を果たすことができなかった」とし、
「以上の3点が相乗的に作用して放送されており、総合的に勘案して、委員会は、放送が民放連の放送基準の第92項および「留意事項」に反しており、放送倫理違反があったと判断した」と結論づけた。