日枝久氏 中居正広氏騒動後、初の独占告白「冗談じゃない、フジに上納文化なんてありません」
日枝久氏 中居正広氏騒動後、初の独占告白「冗談じゃない、フジに上納文化なんてありません」
日枝 久(ひえだ ひさし、1937年〈昭和12年〉12月31日 – )は、日本の実業家、篤志家、フジサンケイグループ元代表。 1980年5月、42歳の若さでフジテレビジョン編成局長に就任。後発局だったフジテレビを視聴率三冠王に押し上げ、黄金時代を牽引した。1988年6月には、同社初の生え抜き出身とし…
80キロバイト (10,189 語) – 2025年8月7日 (木) 05:28
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1 シャチ ★ :2025/08/07(木) 12:00:19.36 ID:H0lydhEv9
「フジテレビを経営してきた一人としてお詫びし、反省しなければならない点も少なくありません。ただし、これまで事実でないことも数多く伝わっており、それは会社にとってマイナスだと感じています。やはり、どこかで事実を話そうと考えてきました」
そう口を開いたのは、フジサンケイグループ前代表の日枝久氏(87)。 ノンフィクション作家・森功氏によるインタビュー に、合計10時間にわたって答えた。中居正広氏による性暴力事件が報じられて以降、世間から厳しい批判を浴びせられてきた日枝氏が、メディアの取材に応じるのは初めてのことだ。
「フジに上納文化なんてありません」と一蹴
今年に入り、メディアを騒がせてきた「日枝=悪玉論」。日枝氏がフジに長く君臨したことで悪しき企業風土が生まれ、事件の遠因となったとの論調である。なかでも、見た目の良い女性社員が、社長を務めた港浩一氏を囲む「港会」をはじめ、フジテレビには上納文化があると指摘された。森氏がそこに切り込むと、日枝氏は「冗談じゃない、フジに上納文化なんてありません」と一蹴する。
「上納と懇親はまったく違います。上納は自分の体を捧げるわけでしょう。それはテレビの楽しい文化とは異なります。僕のつくった『楽しくなければテレビじゃない』の延長が、上納の企業風土になったというけれど、その批判は絶対に許せません」
「社長や会長の人事に関して、あくまで相談役」
他方、長年にわたり日枝氏が人事権を掌握し、“独裁体制”を敷いてきたことへの批判も根強い。2017年に代表取締役を退任した後、相談役についてからも会長や社長の人事を決めてきた、と第三者委員会の報告書に記されている。日枝氏はこれについても反論する。
「僕は社長や会長の人事に関して、相談を受けてきました。だから僕にも責任はありますし、そこから逃げようとは思いません。しかし、それはあくまで相談役としての立場でそうするのであり、決めるのは社長であり、会長です。人事の影響力を行使したのとは違うでしょう」
ほかにも日枝氏は、第三者委員会の聴取の様子や、遠藤龍之介元副会長から取締役相談役の退任を迫られた際に遠藤氏が切り出した驚愕の提案、そして遠藤氏がフジの局長会で物議をかもした“爆弾発言”についても明かしている。
「 日枝久フジサンケイグループ前代表 独占告白10時間 」は、8月8日発売の「文藝春秋」9月号に掲載される。なお、月刊文藝春秋のウェブメディア「 文藝春秋PLUS 」では先行公開中だ。
「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2025年9月号
8/7(木) 8:42配信 文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d410a779769c5124d53700e052106768eb6686b
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