広陵高校 被害告発の元部員が広陵の“事実否定”回答に反論「広陵は当事者の僕や家族には確認していません」
広陵高校 被害告発の元部員が広陵の“事実否定”回答に反論「広陵は当事者の僕や家族には確認していません」
週刊文春が、広陵高校野球部の暴力事案について、被害を告発した部員の、新たな証言を報じています。
1 Ailuropoda melanoleuca ★ :2025/08/19(火) 17:10:17.03 ID:Jety0qBO9
8月16日、「週刊文春電子版」では、「広陵高校野球部・元部員の衝撃告白『部室での暴行で右半身が麻痺し、車椅子生活に』」と題する元部員のAさんの告発を配信した。すると同日、広陵は声明を発表。「週刊文春」の取材に対する回答も公開した。
同校はまず、Aさんが一時、右半身麻痺に陥る負傷に至った15年9月18日の経緯について、「集団暴行に遭った事実はない」と真っ向から否定。
その日、Aさんが「夜間の自主練習中、硬式野球部室の鉄製の重いドアで頭を打って倒れたと、部員からコーチに連絡があり」、救急車を呼んで近隣の病院に搬送。別の病院を経て県立広島病院でCTとMRI検査をするも異常はなく、経過観察のため、同病院に入院したとしている。
翌日、コーチが部員から聴取を行い、「A氏と部員Xがドア付近でふざけあっていたところ、別の部員Yが練習道具を部室に取りに来て退出する際、開けたドアが勢いよく閉まったときにA氏の頭部に強く当たった」と説明した。
同校は「週刊文春」の問い合わせを受け、当時在職したコーチやトレーナー、連絡可能な当時の部員らに再度確認を行うなどした上で、この事実経過には疑義がないものと強調し、こう続ける。
「自主練習中に発生した偶発的な事故であるため、広島県高野連・日本高野連には報告をしていない」
広陵の声明を受け、Aさんは毅然とこう語る。
「広陵は野球部関係者に再度確認したと言っていますが、当事者の僕や家族には確認していません。結論が異なるのは当然です」
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Aさんが時折、言葉を詰まらせながら明かしていた辛苦に満ちた記憶とは? 第1弾記事では、Aさんの告白全文を掲載。第2弾記事では、広陵の声明を受け、AさんとAさんの父親が発したコメント、さらなる被害者の新証言、元教員の激白など暴力問題を総力取材した結果を掲載している。
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