Number_i 平野紫耀プロデュース新曲の “差別表現” が物議に「ポカホンタス」安易な使用に専門家は「注意が必要」と指摘

Number_i 平野紫耀プロデュース新曲の “差別表現” が物議に「ポカホンタス」安易な使用に専門家は「注意が必要」と指摘

平野 耀(ひらの しょう、1997年〈平成9年〉1月29日 – )は、日本の歌手・俳優・タレント。男性アイドルグループ・Number_iのメンバーで、King & PrinceおよびMr.KINGの元メンバー。 愛知県名古屋市出身。TOBE所属。 小学2年生時にダンスを習い始め、中学2年生時よりア…
53キロバイト (6,454 語) – 2025年10月31日 (金) 13:21
Number_iの平野紫燿さんがプロデュースした新曲が、物議を呼んでいるという話題です。

1 Ailuropoda melanoleuca ★ :2025/11/08(土) 11:25:22.74 ID:Gdg/e14L9

 11月5日と6日、3人組ユニット「Number_i」が、神戸でライブを開催した。圧巻のパフォーマンスで大盛況となったが、現在、彼らの楽曲が物議を醸している。

 発端となったのは、1日の音楽番組『Venue 101 Presents Number_i THE LiVE』(NHK)だ。NHKのスタジオに観客を招き、Number_iが7曲歌唱する特別ライブだったが、ある曲に注目が集まった。

「9月のアルバム『No.II』の収録曲『幸せいっぱい腹一杯』です。平野紫耀さんがプロデュースした同曲は、“幸せ” をテーマにした明るいメロディーが特徴的です。

 番組ではメンバーの歌につづいて観客が『ぱい』と連呼する場面があり、Number_iとファンが一体になって盛りあがる様子は、SNSでも話題になりました」(スポーツ紙記者)

 ただ、放送後からこの曲に関して、

《ポカホンタスをこの文脈で持ってくるの大変にマズい。誰がこんな酷いもの書いたんだよ》

《絶対これポカホンタスの歴史を知らずにアンポンタン的な意味の言葉だと捉えて使ってるでしょ。歌詞書いた人も歌ってる人達もヤバすぎ》

《誰が歌詞書いてGOサイン出したんだろ、すごいな》

 など、厳しい声が聞かれていた。曲に登場した “あるワード” が波紋を呼んでいるようだ。

「歌詞のなかに、《他力本願な思考はポカホンタス》というフレーズがあります。ポカホンタスは、実在したアメリカ先住民女性の名前ですが、一部で “差別的な表現” だと認識されているのです。

 2016年、アメリカのトランプ大統領が、エリザベス・ウォーレン上院議員に対してこの言葉を使って揶揄したところ、大きな批判を集め、先住民団体などから抗議を受ける事態に発展しました。

 こうした表現を、Number_iの明るい曲で使用することに違和感を覚える人もいたのでしょう」(芸能記者)

 1995年には、ポカホンタスの歴史的な逸話をもとに、ディズニー映画『ポカホンタス』が公開されている。映画の題材にもなった言葉が、なぜ差別的な表現として受け止められているのか。アメリカ史を研究している関西国際大学の遠藤泰生(やすお)客員教授が、こう指摘する。

「17世紀、英国が、現在のアメリカ・バージニア州に植民地開拓のため訪れた際のことです。先住民族ポウハタン族の酋長の娘であったポカホンタスは、英国人入植者の一人であるジョン・ロルフと結婚します。

 このエピソードから、ポカホンタスは先住民と入植者が共存した “平和のシンボル” と後世で語られるようになりました。しかし、この恋物語には、“遅れた”先住民を“進んだ”キリスト教文明に誘った入植者の行いを評価する視点が見え隠れします。

 そのため、文脈を無視して『ポカホンタス』という言葉を使うと、先住民を“遅れた”民族と見下す、差別的な印象を与えます。

 『他力本願な思考』と『ポカホンタス』の生き方を不用意に結びつけると、先住民の感情を逆撫でしかねないのです。注意が必要です」

 近年、歴史的な背景からアーティストの楽曲が思わぬ批判を集めることも少なくない。

「2024年6月、3人組ロックバンド『Mrs.GREEN APPLE』(以下、ミセス)の楽曲『コロン*』のミュージックビデオで、クリストバル・コロン(英名クリストファー・コロン*)のような格好をしたメンバーが、類人猿を思わせるキャラクターに人力車を引かせる描写がSNSで炎上し、配慮不足だったと謝罪しました。

 同年10月には、Snow Manの公式YouTubeチャンネルで楽曲『KATANA』のプロモーション映像が流され、『岡村寧次』(正確には『岡』が『崗』に、『寧』は簡体字)という軍人の名前が刻まれた『刀』が映し出されました。

 この人物は、中国侵略を指揮していた日本軍の指揮官のひとりとされており、Snow Manの所属するレコード会社が、歴史的事象に対する配慮に欠ける部分があったとして、謝罪する事態になったのです」(前出・芸能記者)

 ミセスとSnow Manは、楽曲の映像に関する演出が問題視されたため、今回のNumber_iのケースとは異なる部分もある。ただ、この騒動で懸念されることもあるという。

「Number_iは、6月にロサンゼルスでおこなわれた音楽フェスティバル『HEAD IN THE CLOUDS』に出演するなど、海外での活動も増えています。

 今回の楽曲のテイストからすると、差別的な意図を持って作られたものではないでしょうが、今後、海外での活躍を見据えるのであれば、楽曲で使われる言葉が思わぬ波を呼ぶ恐れもあります」(同)

続きはソースをご覧ください
https://smart-flash.jp/entertainment/entertainment-news/376428/

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