渡邊渚 親友の結婚式の帰り道に涙 心にはぽっかりと大きな穴が…3年前のトラウマによって奪われたものを綴る

渡邊渚 親友の結婚式の帰り道に涙 心にはぽっかりと大きな穴が…3年前のトラウマによって奪われたものを綴る

渡邊 (わたなべ なぎさ、1997年4月13日 – )は、日本のタレント、インフルエンサー、モデル、エッセイスト、司会者、実業家。大学生時代に生島企画室(現FIRST AGENT)にタレントとして所属し、2020年4月から2024年までフジテレビでアナウンサーとして勤務した。現在はフリーのモデルと…
77キロバイト (10,101 語) – 2026年8月20日 (木) 01:22

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 元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、過去に受けたトラウマについて、思いを明かしています。

1 muffin ★ :2026/09/11(金) 15:15:57.13 ID:iWICDZNv9

https://ift.tt/menxSoF 2026年9月10日 16時15分

抜粋

ここ一年の生きる目標は、親友の結婚式だった。夏の入り口に、その目標の日がやってきた。親友とは高校時代からの仲で、学校行事で共に委員をやったり、旅行したり、10年以上の付き合いがある。

3年前、トラウマを抱える出来事が起きた翌日に、私の家まで飛んできてくれたのも彼女だった。何も聞かずにそばにいてくれたり、私が言葉にできないときにも気にかけ続けてくれたり。そんな彼女はもちろん、彼女のご両親やお祖父様、お祖母様にも随分支えていただいた。親友御一家には、一生頭が上がらない。

親友の結婚式が終わると、私の心にはぽっかりと大きな穴ができた。PTSDになって親友が自宅まで駆けつけてくれたあの日から、私は手に届きそうなくらいの未来に、自分以外の人と何かしらの契約をして(食事や旅行の予定)、それを目標にそこまで頑張って生きよう、というのを繰り返してきた。

では一体、この心の穴は何なのか。それはたぶん、私には摑むことのできない普通の幸せを目の前にして気づいた、「何の疑いもなく未来を楽しみにする感覚」だと思う。

トラウマの性質上、私は異性との関係を築くことが非常に難しくなった。今も、異性がいる小さな空間は耐えられなくてタクシーにも乗れないし、知り合いではない異性とはよほどのことがない限り話せない。異性への警戒心がいまだに解けない。

PTSDになるまでは、他人を必要以上に警戒したり、距離を置いたりすることなんてなかった。人と会話をしたり、ご飯を食べたりすることを、何気なく、普通にできてた。だが今は、誰かを信頼の内側に入れるまでに長い時間を要するようになってしまった。無条件に他人を信じることが、途方もなく困難になった。

過去に自分の意思や境界線を踏みにじられた経験があると、「嫌だと叫べばやめてくれる」「話が通じる」という、ごく基本的な信頼そのものを持つことが難しくなる。そんな私に、恋愛や結婚は厳しい。実際、私はトラウマを抱えた後、異性に触れられるたびに心臓がギュッと苦しくなってしまう。ちゃんと異性と付き合うことができていない。

もし仮に好意を向けてくれる異性がいたとして、私も心では好きだと思っていても、私は時間差でトラウマからの攻撃を受ける気がする。手を繋ぐ時、ハグする時、キスする時、私はその都度、トラウマを思い出してしまう。何かしらの拒絶反応をしてしまいそうだ。


トラウマによって奪われたのは、そのときの身体の安全や尊厳だけではない。人を好きになることへの無邪気さや、誰かに触れられることへの安心や喜び、結婚や家庭を思い描いたときの未来まで、トラウマによって変えられてしまった。

私は、何の疑いもなく未来を楽しみにする感覚を失ったことに気がついた。これが心の大きな穴。たぶん、一生、埋まらない。埋め方の見当もつかない。これからどう生きていくのだろう。未来がちっとも楽しみではないのに、どうして生きていなければいけないのだろう。

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