【芸能】大泉洋、「名探偵コナン」新作にクレーム!?「コナンくんが函館市をめちゃくちゃにする」
【芸能】大泉洋、「名探偵コナン」新作にクレーム!?「コナンくんが函館市をめちゃくちゃにする」
大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」のファンミーティングイベントが4月7日に東京・ベルサール渋谷ファーストで開催され、高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、山口勝平(怪盗キッド役)、堀川りょう(服部平次役)、大泉洋(川添善久役)が出席した。
青山剛昌による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは104巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破。テレビアニメシリーズも放送1000回を超えるなど、勢いがとどまることを知らない「名探偵コナン」。劇場版最新作となる本作では、北海道・函館を舞台に江戸川コナン、怪盗キッド、服部平次が、あるお宝をめぐって争奪戦を繰り広げる姿を描く。北海道出身の大泉がゲスト声優として出演し、「名探偵コナン」と初タッグとなるaikoが主題歌を担当する。この日は桜吹雪が舞い散る中、キャスト陣が会場内に用意された花道をランウェイ。会場から大きな歓声を浴びた。
今年はコナン史上初となる事前試写会を行わないこととなり、高山も「まだ観ていない」そうで、「みんなと一緒に楽しみに待っている状態。いまが一番、絶好調にドキドキしています」と興奮を口にした。“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドと、西の名探偵・服部平次との激突も描かれるが、キッド風の衣装で現れた山口も「一番ドキドキしている時間」と同調。キッドは「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」以来、5年ぶりに劇場版に登場することから、山口は「キッドはオリンピック周期くらいで呼んでもらっている。またこの時期が来たのかなと思って、今回も張り切ってやらせてもらいました」と目尻を下げた。本作のポスターには「ついに明かされる、キッドの真実」とのコピーがつづられており、「キッドの様々な表情が見られます。台本を最後まで読んだ時に普通に『えっ?』って声が出た。話の中身が飛んでしまって、頭から読み直した。それくらい衝撃的な真実が語られます。劇場でも何人かは、声が出ると思います。出しちゃってもいいと思います」と語ると、期待を膨らませたファンからも笑いが上がっていた。
また北海道出身の大泉は、北海道警捜査一課の刑事・川添善久役を演じた。大泉は「舞台が函館というところで、それはもう『やらせてください』と。北海道を舞台にされたら出るんです。逆に言うと、出ていなかったらイラっとする」と北海道愛をにじませながら、素直な気持ちを吐露。さらに「コナンくんが函館市をめちゃくちゃにする。函館市を破壊しすぎている。危ないことばっかりしていましたよ、この人。君、しょっちゅうめちゃくちゃするでしょ。やたら飛ぶサッカーボールをバーン!と蹴って。すごい速いスケボーみたいなやつに乗ったり。函館市を愛する人間としては、だんだん腹が立ってきた」とボヤキまくり、周囲を大笑いさせていた。
堀川が「すごく馴染んでいて、自然ですばらしかった」と大泉の熱演を絶賛する場面もあったが、イベント前にはレジェンド声優たちと一緒にバス移動したという大泉が、「後ろで会話をされているのも、耳をダンボにして聞いてしまう。レジェンド声優さんたちが『お花見やりました?』と普通に話している。“耳得”でした。この人たちの会話をずっと聞いていたかった」と至福の時を過ごしたことに感激しきりだった。
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」は4月12日全国公開。