【GW終了】「6月は地獄」祝日なく悲痛な声 GW後に待ち構える”空白期間”
【GW終了】「6月は地獄」祝日なく悲痛な声 GW後に待ち構える”空白期間”
◇祝日がない6月と12月
祝日は基本的に議員立法で定められる。これまでに議員立法による法改正を重ね、現在は年間16日の祝日がある。
最新の祝日は2016年に新設された「山の日」(8月11日)。超党派の国会議員でつくる「山の日」制定議員連盟が祝日法の改正案をまとめ、当時の与野党が共同提出し、8月にも祝日が誕生した経緯がある。
では、なぜ6月に祝日はないのだろうか。祝日法を所管する内閣府の担当者は「特に理由はないです。祝日法は国会で議論し、国民に広く理解してもらって定めることになっています」と説明する。
6月と同じく祝日がないのが12月だ。だが、11月23日の勤労感謝の日から元日まで、祝日のない期間は5月の大型連休明けから海の日までの半分ほどの38日間に過ぎない。
◇新たな祝日候補
祝日の「空白期間」を短くするための具体的な動きもある。
大阪市阿倍野区で時計店を営む、NPO法人日本時計学技術研究会代表の玉田寿夫さん(70)らが求めるのは、6月10日の「時の記念日」を祝日にすることだ。
「海の日なんて突然に出てきた。それに比べたらずっと歴史がある」。玉田さんが言うように、「時の記念日」の起源は古い。
天智天皇が671年に漏刻(ろうこく)と呼ばれる水時計などで初めて時を人々に知らせた日が、現在の暦で6月10日に当たるのが由来で、日本書紀に基づく。
記念日となったのは、1920(大正9)年。渋沢栄一らが役員として名を連ねた「生活改善同盟会」が「時間を正確に守ること」を目標に掲げ、「時間尊重」の考えを広めるために働きかけた。
「日本人は、時間を守ることについては他の国を寄せ付けません。その正確さはどこから来たのか、年1回くらい考えてもよいのではないでしょうか」
続きはYahooニュース 毎日新聞
2024年5月6日 22:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1672d0ed9cafdfa9bc0a3bf6409d8dc9147369