【芸能】吉高由里子、芸能生活20周年“長く続ける秘訣”とは?『光る君へ』で幼少期演じた落井実結子に伝授

【芸能】吉高由里子、芸能生活20周年“長く続ける秘訣”とは?『光る君へ』で幼少期演じた落井実結子に伝授

吉高由里子さんの20周年を祝うとともに、その成功の秘訣に深く共感しました。彼女の堅実な姿勢や、役への向き合い方には、私たちも見習うべき点がたくさんあります。特に、子供時代のキャラクターを通してその経験を若い世代に伝えようとする姿勢は素晴らしいです。

●互いにリスペクト「関心しっぱなし」「吉高さんみたいになりたい」
現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』で主人公・紫式部(まひろ)を演じている吉高由里子と、同役の幼少期を演じた落井実結子が、9月14日より放送されるJ:COMの新CM「超速い転校生」篇でCM初共演を果たした。同CMでヨシタカ先生と転校生の山田ひかりを演じた吉高と落井にインタビューし、お互いの印象や共演の感想を聞いた。

――お互いに抱いていた印象と、CM撮影の現場で会った時の印象を教えてください。

吉高:大河ドラマで幼少時代を落井さんが演じてくださっていたので、撮影で会うことが全然なくて、小さい頃の自分を見ているかのような不思議な感じがしました。同じ時間に同じ作品をやっていることがなかったのでCMで共演できるのが楽しみでした。

落井:大河ドラマの現場でお会いした時に、吉高さんから話しかけてくださって、すごく明るくてコミュニケーション能力が高い方なんだなと思っていて、CM撮影の現場でもやっぱり明るい方だなと。だから自分も接しやすかったです。

――会うのは何回目ですか?

吉高:大河ドラマの現場では2回ぐらい会ったので、CM撮影で3回目だと思います。同じ役だったので全然会えなくて。

――CMで共演していかがでしたか?

吉高:すごかったですよ! 1回も間違わなくて。

落井:吉高さんもすごかったです!

吉高:私は間違ったところがあって(笑)。(落井ちゃんは)おうちでいっぱい練習した成果をみんなにお披露目できたんじゃないかなと思います。ロボットがしゃべっているかのような正確さと速さで、きっちりしていてびっくりしました。

――共演して魅力的だなと感じた点をお聞かせください。

落井:自分はすごく恥ずかしがり屋なので、いっぱい話せる吉高さんみたいになりたいなと思いました。

吉高:90%どうでもいいことしか言わないんだけどね(笑)

落井:でもそんな風になりたいと思いました!

――吉高さんはいかがですか?

吉高:学んだことありましたよ! 練習と努力は裏切らないんだなと、引き締まる思いになりましたし、こういうお仕事をしているのもあるかもしれませんが、すごく大人っぽいというか落ち着いていて、同い年の時に会ったら嫌われていたと思うぐらい、私が小学5年生の時はギャーギャーしていたと思います(笑)。すごいなあと思いましたね。あと、監督など大人の話をちゃんと聞けるから、こっちも子供目線ではなく対等に話そうと思うし、伝わると思って話せるので、感心しっぱなしでした。

落井:ありがとうございます!

――お二人はヨシタカ先生と転校生のひかりを演じられましたが、演じる際に意識したことはありますか?

吉高:以前からお互い知っていて、今日初めてではなかったので、心配や不安は全然なく最後まで演じられたと思います。

落井:ひかりちゃんは明るい感じなので、撮影していない時でも2人で話してテンションを上げることができてよかったです。

――CM撮影で印象に残っているエピソードを教えてください。

吉高:私の誕生日が近くてお祝いしていただきました。撮影が終わってお花をもらった経験はありますが、30人くらいの元気いっぱいの子供たちがケーキを運んできてくれたのは初めての経験で、一瞬私学校の先生になったのかなと思いくらい、うれしい経験ができました。

落井:私は早口で言うところがめっちゃ緊張して、心の中で「噛んだらヤバい」「どうしよう」と思っていましたが、なんとか乗り越えることができました。

吉高:なんとかという風には見えず、余裕そうにやってくれていました。

落井:吉高さんがいたので!

吉高:本当!? 私がそっちじゃなくてよかったなと。落井ちゃんにやってもらってよかったと思いました(笑)

●起きてから家を出るまでの速さに共通点「同じ香りがする(笑)」

――今回のCMは“速さ”がキーワードになっていますが、吉高さんは日常生活の中で“これが速い”というものはありますか?

吉高:私は起きてから家を出るまでがめちゃくちゃ速いほうだと思います。この年齢にもなってマネージャーさんに電話してもらって起きているんですけど、それが出発の15分前で、15分後にはもう家を出ているので。

落井:めっちゃ速い!

吉高:いつもどれくらい前に起きてる?

落井:出発する20分前とかにアラームで起きています。

吉高:「めっちゃ速い」って言うから、1時間前くらいかと思ったら一緒じゃん!

落井:ご飯は後回しにして、まずは支度をして、出られたらもう出るみたいな。

吉高:同じ香りがする(笑)

――落井さんが演じたひかりのように転校してすぐのタイミングは友達作りが大変そうですが、友達が多いイメージの吉高さんはどのように友達作りをされてきましたか?

吉高:私も人見知りなんですけど、みんなと仲良くならなくてもいいなと思っていたので、自分が好きだなと思う子を見つけて、その子の友達を紹介してもらって広がっていった感じだと思います。大人になれば、人見知りとか友達できないとなったら、ハイボールでも飲んでみんなとワイワイやったら仲良くなれると思います。

落井:大人になったらやってみます!

吉高:一緒に飲みましょう!

落井:はい!

――今度また共演するとしたらどんな役で共演したいですか?

吉高:同じ役じゃないほうがいいよね。

落井:会える機会がいっぱいほしいです。

吉高:そうだね。でも先生は大変そうだから嫌だな(笑)。家族なのかお友達なのか、入れ替わっちゃってもいいんじゃない?

――吉高さんは今年で芸能生活20周年となりますが、長く続ける秘訣をぜひ落井さんに伝授お願いします。

吉高:頑張りすぎないことかもしれません。頑張った後、ちゃんと自分を甘やかす時間も持ったほうが続くんじゃないかなと思います。ダッシュした後、疲れるから歩いたりもしてのんびりやってきました。参考にならないかもしれないけど(笑)

落井:ありがとうございます!

■吉高由里子
1988年7月22日生まれ、東京都出身。2004年に芸能活動開始。2006年、『紀子の食卓』で映画デビュー。2008年に『蛇にピアス』で主演し注目を集め、2014年にはNHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを務める。近年の主な出演作は、ドラマ『最愛』(21)、『風よ あらしよ』(22)、『星降る夜に』(23)、映画『きみの瞳が問いかけている』(20)、『風よ あらしよ劇場版』(24)など。現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』で主人公・紫式部(まひろ)を演じている。

■落井実結子
2014年3月14日生まれ、東京都出身。2017年3月に映画『話す犬を、放す』でデビュー。近年の主な出演作は、ドラマ『少年寅次郎』(19)、『この恋あたためますか』(20)、『カナカナ』(22)、『鎌倉殿の13人』(22)、映画『AI崩壊』(20)、『母性』(22)、『わたしのかあさん -天使の詩-』(24)など。現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』で主人公・紫式部(まひろ)の幼少期を演じた。
(酒井青子)

画像提供:マイナビニュース

(出典 news.nicovideo.jp)

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