【芸能】新井浩文「復帰計画進行中」報道も「Netflixでも出演は厳しい」理由
【芸能】新井浩文「復帰計画進行中」報道も「Netflixでも出演は厳しい」理由
元俳優・新井浩文の「復帰計画」について11月21日発売の「週刊文春」が報道。中華料理店で食事をする新井に記者が直撃し、水面下で進行中と囁かれる「復帰計画」について尋ねている。
2019年、派遣マッサージ店の女性従業員に対する強制性交の疑いで逮捕され、翌年に懲役4年の実刑が確定した新井。その後、静岡刑務所に収監されていたが、今年7月に仮出所し、現在は保護観察中の身。年内にも刑が満期を迎えると見られているのだ。
記事では、新井と親しい演出家が来年以降の舞台の出演を依頼し、本人も快諾したという関係者の証言を紹介し、「モテキ」や「バクマン。」などで新井を起用していた大根仁監督が新井の再起用を検討している可能性を指摘している。
はたして新井の復帰は実現するのか。芸能関係者が語る。
「新井は文春の取材に対し、舞台の出演についてきっぱり否定していましたが、大根監督の映画への出演については、含みを持たせたようにもとれる返答でした。実際、このところ業界内では『来年にもNetflixやAmazonプライムビデオで新井が俳優復帰するのではないか』との憶測が広がっている。本人としては『できるものならやりたい』というのが本音ではないでしょうか」
スポンサーが携わるテレビドラマとは異なり、自社制作の動画配信サービスの作品なら復帰の可能性は残されているというわけだが、前出の芸能関係者は「Netflixでも新井の復帰は厳しいのではないか」と指摘する。さらに、
「近年、海外の動画配信サービスが『不祥事俳優の受け皿』のような扱いをされていますが、新井は強制性交で実刑を受けているため、薬物事件で逮捕された俳優とはわけが違う。むしろ性加害についてはNetflixのような外資系サービスのほうが厳しいとも言えます」(前出・芸能関係者)
背景にあるのが人権意識の高まりだ。
「いわゆる『MeToo運動』以来、性犯罪を容認しない姿勢は北米のエンタメ業界における鉄則。世界的な名優のケビン・スペイシーでさえ、2017年に性加害で告発された結果、すべての裁判で無罪だったにもかかわらずハリウッドから追放されてしまった。実刑を受けた新井の起用にNetflixが及び腰になるのは想像にかたくありません」(前出・芸能関係者)
新井の「復帰計画」の動向を注視したい。
(塚原真弓)