【日本語】「親子丼」を「おやこどん」と読む人は20代と30代に多い…年代・性別・地域でも差が出る身近な食べ物の呼び方
【日本語】「親子丼」を「おやこどん」と読む人は20代と30代に多い…年代・性別・地域でも差が出る身近な食べ物の呼び方
「親子丼」を「おやこどん」と読む人は20代と30代に多い…年代・性別・地域でも差が出る「身近な食べ物」の呼び方 …「親子丼」の読み方は「おやこどん」なのか「おやこどんぶり」なのか。NHK放送文化研究所の塩田雄大さんは「どちらで読んでもかまわないが、『おやこどん』… (出典:) |
特に20代と30代ではその傾向が強い」という――。
※本稿は、塩田雄大『ゆれる日本語、それでもゆるがない日本語 NHK調査でわかった日本語のいま』(世界文化社)の一部を再編集したものです。
■「親子どん」か、「親子どんぶり」か
Q 漢字で「親子丼」と書いてあったら、「おやこどん」と読んだらよいのでしょうか。あるいは「おやこどんぶり」と読んだほうがよいのでしょうか。
A どちらで読んでもかまいませんが、「おやこどん」と言う人が多いようです。
———-
漢字を使う目安は「常用漢字表」というものをもとにするのですが、これは国が定めています。1981(昭和56)年に定められた常用漢字表には、「丼」という字は含まれていませんでした。どういうことかと言うと、この「丼」の字は学校教育で教える必要がなく、また新聞や放送でも基本的に使わないということになっていたのです。そのため、マスコミでは、「親子どん」または「親子どんぶり」という書き方をしていました。
■「~どん」と言う人は20代と30代に多い
2001年におこなわれたNHKの放送用語委員会で、「丼」の字を採用するにあたって「どんぶり」「どん」の2通りの読み方をすることが承認されます。このとき、次のような考え方が示されていました。
「丼」には「どんぶり」と「どん」の2つの読みが認められたが、「たまご丼」とあった場合は両方の可能性がある。用語班の考え方は、容器としての「丼」は「どんぶり」のみ、また料理名は原則として「~どん」を第一とし、「親子丼」など、前に付くことばが省略形でない場合は「~どん」「どんぶり」の両方を認めようというものである。(『放送研究と調査』2002年3月号、p.99)
具体的に考えてみると、「天丼」「うな丼」は「てんぷらどんぶり」「うなぎどんぶり」を略したもので、「天どんぶり」「うなどんぶり」とはなりません。また「牛丼」や「かつ丼」(「ネギトロ丼」「ロコモコ丼」……)も、「牛どんぶり」「かつどんぶり」と言う人は、あまりいないように思います。
【中略】
■「ざるそば」と「もりそば」はどう違うのか
———-
Q 「ざるそば」と「もりそば」とは、どう違うのでしょうか。
A この2つは「違う食べものだ」と考える人がかなりいるのですが、「『もりそば』という言い方にはなじみが薄い」という人も多いのが現状です。
———-
古くは、麺に汁をつけて食べるスタイルのそばは「そばきり」と呼ばれていました。
PRESIDENT ONLINE 2025-04-19 9:00
https://president.jp/articles/-/94084?page=1
★1 2025/04/19(土) 11:11:28.21
※前スレ
【日本語】「親子丼」を「おやこどん」と読む人は20代と30代に多い…年代・性別・地域でも差が出る身近な食べ物の呼び方 [おっさん友の会★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1745028688/