【音楽】三浦大知に続き、いきものがかりもチケット売れ残り告白。“アーティストの価値”急落の根本原因とは

【音楽】三浦大知に続き、いきものがかりもチケット売れ残り告白。“アーティストの価値”急落の根本原因とは

アーティストの価値が低下しているというデータが様々な場所で取り上げられていますが、これは単に売上げや集客の問題だけではありません。音楽の配信方法や、SNSを通じたアーティストとの接点が増えたことが一因となっていると思います。過去の思い出や感情とも結びついている音楽の価値が今、どのように再構築されていくのか、注目したいですね。

1 ネギうどん ★ :2025/04/20(日) 13:45:40.88 ID:QNllw9rK9

 いきものがかりの水野良樹が4月14日に自身のX(旧Twitter)アカウントを閉鎖しました。

 その直前の投稿、<ツアーのチケットの売れ行きがヤバくて>との告白に驚きの声が広がっています。

三浦大知に続き、いきものがかりもチケット売り上げ不振を明*

(略)

 チケット代の高騰に収入が追いつかない経済的な状況、そのためアーティストと熱心なファンだけの商業圏が固まってしまい、一般の客が関心を寄せにくくなっていることなどを、チケット売り上げの不振の理由だと考察しました。いきものがかりも、概(おおむ)ねこうした負のサイクルにハマってしまったと言えるでしょう。

 しかし、今回はもう一歩踏み込んで考えてみたいと思います。それは、アーティストの価値についてです。

CDバブルの時代に音楽の裾野が広がった分、薄まったプロの匂い

 平成初期のバンドブームから90年代終わりのCDバブルにかけて、日本の音楽市場はピークに達しました。消費者にとって最も身近な趣味が音楽であり、間口が広がった時代です。

 こうして純粋な分母が大きくなった一方で、音楽からプロの匂いが薄まっていきました。技術や知識が豊富な職人、技術屋はいても、聞き手を突き放すような価値観を提示する“大人の玄人”が絶滅してしまった。これが、音楽の裾野が広がったことの弊害です。

 歌謡曲を代表する作曲家の浜口庫之助は、かつて“音楽が売れることでアマチュアの裾野は広がったけれども、一方でトップオブトップは全く充実していない”と、自著で語っていました。

 CDバブルの遥(はる)か前に指摘されていたこの問題が放置されたまま、玄人の存在しないかりそめの繁栄を迎えてしまった。ここに、アーティストの存在価値が急落した根本原因があるのではないでしょうか?

“刺さる”スピードが早いとヒットするが…

 そこで今回のいきものがかり。彼らの曲には聞き手との共感が土台にあります。歌詞の面でもメロディ、サウンドの面でも、リスナーオリエンテッド、ユーザーフレンドリーな製品です。つまり、聞き手の価値観に合わせて、アーティストは作風を固めていくわけですね。

 いまよく使われる“歌詞が刺さる”などの言い回しは、すべて素人である聞き手の価値観におもねった売り文句です。そして、そのように共感、“刺さる”スピードが早いほどに、その曲やアーティストはヒットする。

 けれども、そのようにしてすぐに理解され、共感されることは、食品にたとえるなら足が早いということにはならないでしょうか。

続きはソースで
https://joshi-spa.jp/1355515/2

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