【アイドル】「坂道」以降、大所帯アイドル衰退 “推し”でつながる新世代アイドルの勃興

【アイドル】「坂道」以降、大所帯アイドル衰退 “推し”でつながる新世代アイドルの勃興

本記事では、坂道以降のアイドル文化の変遷と、その影響を受けた新世代アイドルの台頭について考察されています。特に、ファンの存在が彼女たちのキャリアに大きな影響を与えている点は見逃せません。

1 ネギうどん ★ :2025/05/08(木) 15:03:12.77 ID:ulpMnGyR9

かつて『AKB48』やその系列の“48グループ”、『乃木坂46』をはじめとする“坂道系”などの大所帯アイドルグループが「国民的アイドル」として名を馳せていた。しかし、今その勢いは着実に失われつつある。その背景にはSNSを活用した新興グループの登場があるといえるだろう。

かつての伝統的なアイドルグループは、CDや雑誌、写真集のフィジカル商品に依存しており、ファン人気も「CD売上」や「ライブ動員数」を基準に語られてきた。しかし、これが時代の変化に適応しきれず、停滞を招いているのは事実だ。

大型新人グループの失速と“空回り”

例えば、2023年に「乃木坂46の公式ライバル」として登場した『僕が見たかった青空』は、企業の大規模プロモーションを受けてデビューしたものの、デビュー曲の初動売上はわずか2.8万枚。翌年のシングル売上も伸び悩み、期待外れに終わった。

同年にデビューした「ホワスコ」こと『WHITE SCORPION』も、昨年リリースした1stミニアルバムは初週2万枚ほどだ。

5月1日からスカパー!の動画配信サイトでグループの冠番組が始まったのだが、初回放送で、昨年末の1周年ワンマンは、キャパ800弱のチケットが完売しなかったと明かされている。

もう少し前でいえば、2019年にデビューした39人組のガールズバンド『ザ・コインロッカーズ』も、大人たちにその人生を弄ばれた。

デビュー曲が古田新太主演ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)の主題歌に起用されるなど、大きな期待を背負っていたが、わずか半年後に25人が大量リストラされる事態に。

当時は「メンバーがかわいそう」と運営が炎上したが、2021年に解散。その後、一部メンバーは週刊誌・青年誌でのグラビアアイドルに活動をシフトしていった。

また、外的要因ではあるものの『オールナイトフジコ』(フジテレビ系)と『フジコーズ』も姿を消しており、坂道以降の大所帯アイドルは、衰退しているのが厳しい現実だ。

このような状況は、資本や宣伝だけで成功が決まる時代は終わったことを物語っている。重要なのは、ファンとの関係性をどう築くかという点だろう。

新興グループが切り開く新たなアイドル像

一方で、SNSバズやライブ配信を駆使した新世代グループの台頭が著しい。『FRUITS ZIPPER』や『超ときめき♡宣伝部』、さらには『CUTIE STREET』などは、SNSでの認知拡大をきっかけに人気を集め、確実にファン基盤を拡大している。

坂道系、48グループはテレビや出版社、広告業界と密接な関係にあり、BtoBtoC事業だともいえる。

しかし新興グループは、DtoC(Direct to Consumer)型のビジネスモデルを採用。TikTokなどのSNSや配信プラットフォームを活用し、ファンと直接つながることで、従来のアイドル像を刷新している。

続きはソースで
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/21049

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