【芸能】高橋真麻、高橋英樹の娘だからといって差別せず、被害女性のことを第一に考えていた。フジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護
【芸能】高橋真麻、高橋英樹の娘だからといって差別せず、被害女性のことを第一に考えていた。フジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護
2025年7月11日 10時55分
フジテレビが7月6日に放送した人権、コンプライアンス問題に関する検証番組「検証 フジテレビ問題〜反省と再生・改革〜」で明らかになったのが、不適切な会合で局の経営幹部が人権侵害を助長していた実態だ。
フジ・メディア・ホールディングスが設定した第三者委員会の調査報告書で問題だと指摘されたのが、「性別、年齢、容姿などに着目した取引先との会合」で、そのひとつが港浩一前社長(73)主催のいわゆる「港会」。見た目で選抜された女性社員が接待要員にされ、1〜3カ月に1回のペースで高級料理店で会合は催されていた。港氏が美女に囲まれている写真も公開されている。
先輩社員が新入社員の中から容姿端麗な女性アナウンサーなどを推薦し、最終的に港氏が指名する仕組みのほか、会合が先に入った場合、それを考慮して仕事のスケジュールを入れるように指示があったなどと語ったのが、番組に出演した2人の社員だが、さらに驚きの証言をしている。
「大多亮元専務(66)が『女性アナウンサーは上質なキャバ嬢だ。ホステスで売れるアナウンサーがいいアナウンサーだ』と常々話していたと暴露されています。第三者委員会が『業務上の性暴力』と断じた中居正広氏と元女性アナウンサーのトラブルを、“男女間のトラブル”と不問に付したのが港氏と大多氏でした。社内には『フジテレビ港賞』なるものまで存在するなど、港政権下の歪んだ権力構造も明らかになっています」(スポーツ紙記者)
6月5日、フジテレビは港氏と大多氏の法的責任を追及することを会社法に基づき決定し、訴訟準備に入ったと発表している。そんな中、注目を集めているのが元同局アナの高橋真麻(43)の発言だ。高橋は今年1月29日に放送された情報番組「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(CBC・TBS系)でこう発言をしている。
《関西テレビの大多亮社長は本当に一社員のことをすごく考えてくださる方でした。それは私が在局している時に自分がすごく感じたことで、それは私が女子アナだからとか、高橋英樹の娘だからとかっていうことは関係なしに、本当に一社員として、全員社員のことを大事にする方でした》
《港社長は本当に被害女性のことを第一に考えて行動してきた結果、それが…失敗とは言わないですけれども、世間からそういうふうに叩かれるようになってしまったと思います》
■高橋英樹の娘なのに番組で雑に扱われる
かつて港氏と大多氏寄りの発言をしていた高橋だが、今回指摘された不適切接待の実態を知らなかったのではないかという擁護する声も上がっている。
「検証番組で証言した社員は、『おめでとう!この会のメンバーに選ばれました』と、何の会かもしらずに勝手に招集されていたと語っています。その一方で、選ばれていない女性もいるので、『この会のことは外に言わないでほしい』と言われたと証言しているので、もしかしたら高橋は会合に呼ばれていなかった可能性もあります。名優・高橋英樹の愛娘という理由で、局ぐるみの上納接待に関与させなかったという見方もあります」(週刊誌記者)
だが、高橋は港氏が手がけた「とんねるずのみなさんのおかげです」でバックドロップされたり、パイを投げられたり、泥に落とされたりと、高橋英樹の娘でありながら歴代の女子アナの中で最も過酷な扱いをされてきている。こと会合に関しては蚊帳の外だった?
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港氏、大多氏を追い出した清水賢治社長にも不適切問題が浮上。関連記事【もっと読む】清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去…で詳しく報じている
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_1155486/?tpgnr=entertainment