【音楽】あなたの好きな「中森明菜の名曲」ザ・ベストテン 『DESIRE』『少女A』を抑えた1位は“転機”の一曲
【音楽】あなたの好きな「中森明菜の名曲」ザ・ベストテン 『DESIRE』『少女A』を抑えた1位は“転機”の一曲
2025/7/13
7月13日に60歳を迎える中森明菜。体調不良で芸能活動を休止していたが、デビュー43周年を迎えた今年はフェスやテレビ番組に本格復帰しファンを歓喜させている。そこで今回は、彼女の数々のヒットソングの中で、いちばん好きな曲はどれかアンケート。気になる結果を読むうちに、思わず曲を聴き返したくなる。
40年たっても色あせない、老若男女に愛される中森明菜の大ヒットナンバー。
10位になったのは『十戒(1984)』。当時の音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)で5週連続1位になるなどヒットを記録。
9位は『TATTOO』。21枚目のシングルで、彼女には珍しいボディコンシャスなミニの衣装や妖艶な振り付けでも強烈な印象を与えた。
8位はサードシングル『セカンド・ラブ』。作詞・作曲はヒットメーカーの来生えつこ・たかお姉弟が担当し、オリコン1位を6週にわたって獲得する大ヒットに。
7位は『北ウイング』がランクイン。7枚目のシングルで国境を超えて彼のもとへ旅立つ女性を歌った。
6位は11枚目のシングル『ミ・アモーレ』。『北ウイング』と同じ康珍化が作詞、ラテン音楽の第一人者、松岡直也が作曲を担当したラテンサウンドをベースにした楽曲。
5位は『難破船』。加藤登紀子の曲をカバーしてシングルリリース。曲の雰囲気が明菜にぴったりなことから、加藤が“明菜に歌わせたい”と切望し実現。
4位はセカンドシングル『少女A』。「初めてテレビで見たときが忘れられない」(62歳・愛知県・男性)、「『中森明菜』のイメージを決定づけた曲」(65歳・東京都・男性)、「媚びない、一番カッコいい曲だと思う」(66歳・神奈川県・男性)など。
3位に入ったのは『スローモーション』。「デビューの初々しさ」(64歳・北海道・男性)、「最初に明菜を意識して聴き始めた曲」(64歳・北海道・男性)、「歌詞が切なくて、とても共感できるから」(57歳・宮城県・女性)。来生えつこ・たかお姉弟による作詞・作曲の、繊細な少女路線のバラード。「この曲を歌う明菜さんを見て将来この子は売れると思い、すぐにレコードを買った思い出があります」(67歳・兵庫県・男性)など、デビュー当初から存在感や歌唱力で日本中に衝撃を与えた。
2位は14枚目のシングル『DESIRE―情熱―』。「盛り上がる」(82歳・東京都・女性)、「元気が出る」(66歳・大阪府・男性)、「“ゲラッゲラッゲラバーニハー”というキメのフレーズがカッコよくてテンションが上がる」(46歳・神奈川県・男性)など、ノリのいい楽曲の良さを絶賛する声であふれた。サビの最後に“明菜ビブラート”と呼ばれるロングトーンを堪能できるのもこの曲の魅力のひとつ。
1位は『飾りじゃないのよ涙は』。井上陽水が提供した楽曲で、10枚目のシングルとして発売。売り上げ枚数は『セカンド・ラブ』、『ミ・アモーレ』に次いで3位だが、「歌詞、リズム、テンポどれも好き」(73歳・静岡県・男性)、「ただ単にうまい歌ではなく、中森明菜を中心にそこに物語がある」(78歳・群馬県・男性)、「歌だけではなく衣装、ダンス、かけ声も記憶に残っている。出だしの低音が心地いい」(48歳・秋田県・女性)など、アツい支持を受けた。アイドルからアーティストへの、転機となったといわれる一曲。
圧倒的な歌唱力と幅の広い表現力で、いま聴いても、まったく色あせることのない名曲ぞろいの明菜。活動を再開したばかりだが、この先も唯一無二の歌声で末永く歌い続けてほしい。