【FC版】「ドルアーガの塔」40周年! RPGの概念をアーケードから直輸入。“裏ドルアーガ”も楽しめた移植作品

【FC版】「ドルアーガの塔」40周年! RPGの概念をアーケードから直輸入。“裏ドルアーガ”も楽しめた移植作品

ファミコン版「ドルアーガの塔」40周年! RPGの概念をアーケードから直輸入。“裏ドルアーガ”も楽しめた移植作品
 今からちょうど40年前、任天堂のファミリーコンピュータが発売されてから2年後の1985年8月6日にファミリーコンピュータ用ソフト「ドルアーガの塔」…
(出典:GAME Watch)

(出典 ドルアーガの塔 | DLC第1弾 | TITLE Lineup 販売タイトル | NAMCOT COLLECTION公式サイト | バンダイ …)
ドルアーガの塔が40周年を迎えるとは、感慨深いですね。アーケードからRPGの概念をそのまま移植したことが、当時のゲーム業界に与えた影響は計り知れません。

1 湛然 ★ :2025/08/06(水) 07:26:53.26 ID:BJHPFoqs9

ファミコン版「ドルアーガの塔」40周年! RPGの概念をアーケードから直輸入。“裏ドルアーガ”も楽しめた移植作品
8/6(水) 0:00 GAME Watch
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5ec97b5e1eab25dd5275bd3a13e683b9223c692
ファミコン版「ドルアーガの塔」。1985年8月6日発売。価格は4,900円。本稿のゲーム画面は、指定のあるもの以外はNintendo Switchの「ナムコットコレクション」収録のものを使用している

(出典 asset.watch.impress.co.jp)


(出典 asset.watch.impress.co.jp)


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 今からちょうど40年前、任天堂のファミリーコンピュータが発売されてから2年後の1985年8月6日にファミリーコンピュータ用ソフト「ドルアーガの塔」がナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)から発売された。

 本作は、1984年にアーケードでリリースされた同名タイトルをファミコンへと移植したもので、画面構成やグラフィックス、サウンドなどはファミコンのハード性能に則った内容となっているが、主人公の「ギル(ギルガメス)」が迷路状の60フロアに隠された宝箱を取りながら敵と戦って上階を目指すゲームシステムは、ほぼそのまま再現されていた。

 ナムコの家庭用ゲーム向けブランド「ナムコット」にて、同社を代表するアーケードゲームのヒットタイトルがファミコンで発売され、この「ドルアーガの塔」はその8本目のラインナップとなった。

 本作は筆者が当時まだ持っていなかったファミコン本体を本気で欲しくなったタイトルで、最初に手に入れたファミコンソフトでもある思い入れの強い1本である。本稿ではそんなファミコン版「ドルアーガの塔」を、本作が収録されたNintendo Switchソフト「ナムコットコレクション」のゲーム画面で振り返ろう。

■ アーケードで確立したRPGライクなゲームシステムをファミコンへ移植

 筆者のアーケード版「ドルアーガの塔」との出会いは、リリースされた1984年よりも遅く、既にゲームセンターからその存在が消えかけている頃だった。そもそも筆者が育った東京大田区の大森駅周辺のゲーセンで本作を見た記憶は1度しかなく、実際にプレイすることもなかった。ナムコの直営店もあった隣の蒲田駅まで行けば遊べたのかもしれないが、中学生の経済事情では本作を根気よく遊ぶことはできなかったと思われる。

 本作に興味が沸いたのは、「ポケモン」などで知られるゲームフリークが、まだアマチュアのゲームサークルだった頃に発行した同人誌をコミックマーケットで偶然手に入れてからのことだ。これは当時としては珍しく、アーケードゲームの本格的な攻略を扱った同人誌で、それに掲載されていた杉森健氏が描く登場キャラクター達が実に魅力的で、執筆者の田尻智氏による攻略記事は、本作をあまり知らない筆者をも強く惹きつける内容だった。

 その「ドルアーガの塔」がファミコンで発売されるというニュースを聞いたときは、同じファミコンで「ゼビウス」が出たとき以上の衝撃があった。ゲームセンターでは遊べなかった憧れの「ドルアーガの塔」が自宅でいつでも遊べるようになる。高校生になっていた筆者は、同じクラスのちょっと裕福な友人に頼み込んで、コントローラーの調子が悪かったファミコンを安価で譲ってもらい、それを自分で修理して念願のファミコンユーザーとなって、夏休み中にこの「ドルアーガの塔」をお迎えした。

■ 内容の一部は簡素化されたもののプレイ感覚はかなり近い

 当時アーケード版を遊び尽くしたプレーヤーにとっては、ファミコン版のグラフィックスやサウンド、画面構成や迷路の形が違うなど、違和感を覚えるところは多かったと思われる。しかし筆者にとっては初体験の「ドルアーガ」であり、その全てが新鮮だった。

 操作自体は簡単で、方向ボタンによるギルの4方向移動と、A・Bボタン共通の剣の出し入れのみ。プレイヤーは原則1フロアに1つ隠された宝箱を探し、宝を取ってパワーアップをしながら、フロアのどこかにあるカギを取り、扉を開けて次のフロアへと進んでいく。

 本作は、宝箱に入った宝を取ることで強くなっていくRPGテイストなゲームシステムを導入している。当時はまだ「ゼルダの伝説」や「ドラゴンクエスト」なども発売されておらず、キャラクターを育てて強くし、強敵と戦っていく要素を初めて体験できたファミコンソフトと言える。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

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