【芸能】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』星2.8と低評価、「秋山はハマり役なのに…」23分の長さが致命傷?
【芸能】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』星2.8と低評価、「秋山はハマり役なのに…」23分の長さが致命傷?
8/9(土) 15:46
藤子不二雄Ⓐ氏の不朽の名作『笑ゥせぇるすまん』のドラマが、7月18日から全12話を3週にわけてPrime Videoで独占配信された。宮藤官九郎をはじめとした日本屈指のクリエイターたちが脚本を務め、斉藤由貴や濱田岳、中川大志といった幅広い世代の人気俳優が各話のゲストとして登場する。
また、喪黒福造のキャストが配信直前まで明かされず、多くの予想がSNSを賑わし、かなりの注目を集めて満を持して配信された。ただ、配信後はお世辞にも盛り上がっているとは言えない。Amazon内のレビューは8月7日現在、星2.8と何とも言えない評価にとどまっている。昨年Netflixで配信された『地面師たち』をはじめ、配信ドラマがブームになる傾向は高い。にもかかわらず、なぜ『笑ゥせぇるすまん』は評価されていないのか。その理由を考えたい。
とにもかくにも喪黒役の秋山竜次(ロバート)の影響が大きい。『笑ゥせぇるすまん』は*コメディ色が強く、ユーモラスでありながらも作中には緊張感がある。ただ、アニメをインスパイアしているのか、かなりデフォルメした演技が見られ、全体的にどことなくコントっぽい。もちろん、秋山がハマり役であることは間違いない。ポップで見やすくなっているが、その反面、作品の怖さが薄れて“らしさ”が失われている印象だ。
また、時間も関係している。本編は1話あたり23分と一般的なドラマよりも短い。ただ、アニメはその半分の10分ほどとさらに短い。原作やアニメの『笑ゥせぇるすまん』は起承転結が明確で、テンポよくストーリーが進む。23分では脱線する必要が生まれ、実際に会話劇や顔芸が随所に散りばめられている。このことが結果的に秋山の演技にくどさを与え、視聴者、とりわけアニメファンをげんなりさせたのかもしれない。
また、SNSには「1話でリタイアした」というコメントが散見されている。1話は『たのもしい顔』。ただ、今回配信された全12話の中でも1話はかなり変則的だ。
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