【漫画】1980年代、男子も「花とゆめ」に夢中だった? こっそり読んでハマった作品とは
【漫画】1980年代、男子も「花とゆめ」に夢中だった? こっそり読んでハマった作品とは
1980年代、男子も「花とゆめ」に夢中だった? こっそり読んでハマった作品とは(マグミクス) – Yahoo!ニュース 1980年代、男子も「花とゆめ」に夢中だった? こっそり読んでハマった作品とは(マグミクス) Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
1 muffin ★ :2025/08/17(日) 17:16:45.06 ID:j3jTszhE9
8/17(日) 13:55
男性にとって、少女マンガを読むのはハードルが高いものです。しかし、1980年代の少女マンガ雑誌「花とゆめ」には男性を引き付けるマンガが連載されていました。そんな男性たちも夢中にさせた「花とゆめ」のマンガについて振り返ってみましょう。
(中略)
そういった意味では、男性にとって「花とゆめ」を知るきっかけになった作品は1982年にTVアニメ化された魔夜峰央先生の『パタリロ!』ではないでしょうか。ちなみに「花とゆめ」初のアニメ化は、1981年に劇場アニメとなった竹宮惠子先生の『夏への扉』です。
もっとも、『パタリロ!』の存在はマンガ好きの男性ならアニメ化以前から知っていた人がほとんどでした。それくらい人気のあったマンガだったのです。ただしファンの間ではTVアニメ化は不可能だといわれていました。その理由は、メインキャラ「バンコラン」の美少年キラーという設定が、お茶の間にはそぐわないと誰もが思ったからです。
この難易度の高い問題をTVアニメでは変更することなく再現しました。もっともバンコランの相手となる美少年の声は女性声優が担当するという方法でかわしたという感じでしょうか。この『パタリロ!』のアニメでのヒットが、「花とゆめ」を男性が知る大きなきっかけとなったと思います。
さらに1984年には美内すずえ先生の代表作『ガラスの仮面』もTVアニメ化されました。当時の『ガラスの仮面』は連載開始から9年目に達した名作であり、アニメ化以前から認知度の高い作品だったと思います。こうしたことから1980年代の「花とゆめ」は男性から注目を集めた少女雑誌となったわけですが、この時の連載マンガにはさらなる注目作品がありました。
「花とゆめ」で男性を虜(とりこ)にしたマンガといえば、やはり『スケバン刑事』や『ピグマリオ』といった作品群でしょうか。そして、それらの作品を執筆した和田慎二先生が思い浮かびます。両作品とも後に映像化されてTV放送されました。もちろん他にも『超少女明日香』や『怪盗アマリリス』といった作品を思い出す人も少なくないでしょう。これらの作品の魅力をひとことで言うと、やはり少女マンガらしからぬ骨太なストーリー展開でしょうか。極端なことをいえば、少女マンガ雑誌に掲載された一般向けのマンガだといえるかもしれません。
この和田先生のマンガが読めることが、男性読者が「花とゆめ」に引き付けられた大きな要因でした。多くの男性読者にとって、本来なら「男子禁制」といわれそうな少女マンガの世界に足を踏み入れることになったきっかけだったと思います。
(中略)
さらに個人的には、和田先生と並んで男性読者を引き付けた作品として、柴田昌弘先生の『紅い牙』シリーズの『ブルーソネット』の存在が印象的でした。この作品も少女マンガらしからぬ展開が多い作品で、その魅力ある物語は多くの読者を引き付けます。
ちなみに、この『紅い牙』の主人公である「小松崎蘭」と、和田先生の『超少女明日香』の主人公「砂姫明日香」が共演するマンガ『貘』が「別冊花とゆめ」に掲載されたことがありました。もちろん、この作品は合作で柴田先生と和田先生が執筆しています。
全文はソースをご覧ください