【俳優】山田孝之、日本俳優の待遇改善を訴え「安い」Netflixに直談判「日本の俳優ももう少しギャラをあげてほしい」
【俳優】山田孝之、日本俳優の待遇改善を訴え「安い」Netflixに直談判「日本の俳優ももう少しギャラをあげてほしい」
9/4(木) 17:41
俳優の山田孝之が4日、都内で行われたNetflixの歴代作品に関わる監督、プロデューサー、俳優といった制作陣が登壇するトークパネルNetflix 10周年記念『Creators’ Spotlight(クリエイターズ・スポットライト)』に登壇した。
山田が主演として参加した『全裸監督』は、Netflixで2019年に国内で最も見られた作品となった。当時まだNetflixという配信プラットフォームが日本で浸透していなかったが、脚本もプロットもない段階で、Netflixからオファーされてその場で快諾。「その1年半前くらいから英語の勉強をしていたんです。この話で日本で撮影して日本の題材でできる」「英語を勉強したところで本来の芝居はできない。いままで学んできたことを出せないけど、これならいまの実力で世界に出せる。大きなきっかけだと思っていたんです」と振り返った。
また、当時は「なんでNetflixでやるの?」という声もあったという。「4、5人はNetflix Japanは業績悪いから撤退するみたいだよとか言っていて、じゃあ逆にチャンスじゃんって」とアクセルになったとし、「後輩とかの1個選択肢が増えると思ってお受けしました」と明かした。
この日は唯一俳優の肩書も持つ登壇者であった山田。最後には「俳優としての気持ちも言ったほうがいいかなと」とし、「僕も過去に専属契約を結んでくださいよって言ったら、ひと笑いされて」と同じく登壇した大根仁監督がNetflixと専属契約を結んでいることにちなんで告白。「日本の場合、監督や脚本家の方とはちょっと違って、ちょっと無理ということで諦めました」と明かし、「日本の俳優ももう少しギャラをあげてほしいですね。CEOがいるのできょう言います」と直談判した。
山田は「もちろん他の映画と比べてNetflixはギャラはいいです」と前置きしつつ、「ただ、やっぱり日本の俳優はまだ企業さんのCMに頼らないとという部分が事務所も含めてある」といい、「自分の磨いてきたスキルで本業でしっかりそれぐらいお金を稼げるように」と要望。「日本は、外と比べるってことじゃないんだけど、やっぱり…安い!」とバッサリ。「もちろんそのためにはクリエイティブをもっと良くしていってということは大前提ですけど、最初にある程度そういう保証がある方が、人間ですからやる気も出る部分もあると思うので、僕は課題だと思っています」と切実な思いを語った。
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