【俳優】橋本愛が社会に向けて発信する理由。「知ることから逃げない」と決めた20代と、表現にかける思い

【俳優】橋本愛が社会に向けて発信する理由。「知ることから逃げない」と決めた20代と、表現にかける思い

橋本愛さんの想いや関心は、多くの人が持っているが言葉にできないテーマに触れています。

1 少考さん ★ :2026/01/26(月) 22:23:21.07 ID:mVqiYU5R9

橋本愛が社会に向けて発信する理由。「知ることから逃げない」と決めた20代と、表現にかける思い | CINRA

2026.01.23 Fri

インタビュー・テキストby
家中美思

撮影 by
上村窓

30歳の誕生日に写真集『MOOD BOARD:』を発売した俳優・橋本愛。約13年半ぶり2冊目の写真集は、20代最後の春夏秋冬を4人の写真家とともに記録した一冊だ。

週刊文春の連載でヘイトスピーチや性的マイノリティの権利について綴るなど、俳優活動にとどまらず「書く」ことでも社会と向き合ってきた橋本だが、巻末に収録されたエッセイでは、10代、20代を経た自身の内面や、戦争や虐殺が終わらない社会に向ける視線が綴られている。

「尊厳を奪われている人たちのためにならないことはしたくない」「エンタメがすべきことは、見えないことにされてきた人たちがちゃんと存在する、健全な景色にしていくこと」。表現することについて、彼女はこう語る。

ある経験をきっかけに「知ることから逃げない」覚悟を決めたという橋本に、演じること、書くことを通して届けたい、まっすぐな思いについて聞いた。

INDEX
1.自分らしさが揺らいでもいい。写真集『MOOD BOARD:』で過去の自分に伝えたいこと

2.無知ゆえに人を傷つける発言をしてしまった。知ることから逃げないと覚悟を決めた、ある経験

3.書くことは、人とつながること。書くことで見つけた「味方」とは?

4.エンタメがすべきことは、マイノリティの存在を可視化させること

自分らしさが揺らいでもいい。写真集『MOOD BOARD:』で過去の自分に伝えたいこと

―20代最後の1年を記録した写真集とのことですが、制作が決まったときはどう思われましたか?

橋本愛(以下、橋本):最初は、自分から写真集を作りたいとは思っていませんでした。

ほかの表現ですでに自分を残しているからこそ、わざわざ違う表現をする意味は何だろう、と考えてしまって。見せたことのない自分をどう表現できるだろうという不安も、正直ありましたね。

―そうしたことをふまえ、巻末エッセイにもご自身がもつ少女性、ダークでアンニュイな雰囲気、無邪気な童心などいろいろな人格を見せた1冊でもあると書かれていました。一つに定まらない自分らしさについて、橋本さんはどう感じられてきたのでしょうか?

橋本:私が一番苦しんでいるのは、ギャップなんですよね。パブリックイメージと本当の人格があまりにもかけ離れすぎていてずっと苦しんできたというか。

もちろん、みなさんが持ってくれているイメージも嘘ではないのですが、それ以上にいろいろな人格が自分のなかにあって。私は「自分らしさ」っていう言葉が一番しっくりこないタイプなんじゃないかなって思ってるんですよ。

だからこそ、私にいろいろな側面があることを少しずつ出していかないと、心の健康にもよくない気がして。そんな自分を表現していきたいし、この写真集を通して「『自分らしさ』が揺らいでも決しておかしくないんだよ」と、過去の自分に言ってあげたい。そして、同じように迷っている人にもそう伝えたいです。

無知ゆえに人を傷つける発言をしてしまった。知ることから逃げないと覚悟を決めた、ある経験

―巻末エッセイに書かれていた、20代前半の頃のテーマは「VS. THE WORLD」だった、という言葉も印象的です。当時を振り返り、何と闘っていた感覚があったのでしょうか?

橋本:たしかにそう書きましたね(笑)。心の内ではすごいギラギラしてたというか、 ギラギラしないと負けてたっていうか。ずっと戦闘姿勢だったんですよね。

橋本:それは何に対してかって言うと、女性であるがゆえに被るさまざまな理不尽——たとえば、性暴力被害にあった人がいたとして。「なんで自衛をしていないことを責められるの?」「なんでいつも被害者のほうが糾弾されるの?」と思っていました。自衛をすることって権利であって、責任ではないはずなんですよ。

容姿に対して中傷するような言葉も、そしてそれに対して「言論の自由」を振りかざす人がいるということにも、怒りを抱いていました。「言論の自由」というものがなかった時代に、声を上げることを許されなかった人たちがどのような思いでその権利を獲得していったのか……。

(略)

※全文はソースで。
https://www.cinra.net/article/202601-hashimotoai_ienkmkt

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