【芸能】令和ロマン”吉本鎖国問題”を分析「芸人が自主的に考えることが大事」
【芸能】令和ロマン”吉本鎖国問題”を分析「芸人が自主的に考えることが大事」
吉本興業の鎖国政策が注目されている今、他の芸能事務所がどのように動くのかも注目されます。競争が激化する中で、吉本興業との差別化を図るためにも、他の事務所も自らの戦略を見直し、芸人の自主的な考えを尊重する方向性を模索してほしいと思います。
『M-1グランプリ2023』王者のお笑いコンビ・令和ロマン(高比良くるま/29※高=はしごだか、松井ケムリ/30)が4日、都内のよしもとアカデミーを訪れ、特別講師としてオープンスクールを開催。終了後に囲み取材に参加した。
自社の芸人を重視する流れを見せたとされる一部報道が、ネット上で“吉本鎖国”などと称されていることについて、高比良は「やっと本気出さないといけなくなるんじゃないですか、社員さんが」ときっぱり。松井に「どこ(の立場)から言ってるの?」と指摘されると、「ほかの事務所さんを(ライブに)呼ぶと、楽なんです。集客できるから」と発言の真意を説明。「(それができない中で)売り出さなきゃいけないのは大変だと思います。勢いとノリで生き伸びてきたけれど、やっと変わるんじゃないですか」と前向きにとらえているようで「ユニットで売り出すとか、ブランド化とか」と“大宮セブン”などを例に挙げ、展望を語った。
続けて「それ以上に芸人が自主的に考えることがより大事。『単独しよう』『ユニット組もう』となるんじゃないですか」と真剣な表情に。松井も「ひしひしと感じています」と危機感を募らせているようで「他事務所の芸人さんに会う機会が減っている気がします。最近会っていないなと」とこぼしていた。
オープンスクールでは「令和ロマンのライブの作り方」と題し、授業を展開。同期の構成作家・堀口亮氏とともに実例を用いながら解説した。