【芸能】鈴木紗理奈、バラエティも女優業も「根本は同じ」『めちゃイケ』での学びが芝居にも生きている

【芸能】鈴木紗理奈、バラエティも女優業も「根本は同じ」『めちゃイケ』での学びが芝居にも生きている

本来の表記は「めちゃ2イケてるッ!」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。 『めちゃ2イケてるッ!』(めちゃめちゃイケてるッ、略称:めちゃイケ)は、フジテレビ系列で1996年10月19日から2018年3月31日まで放送されていたお笑いバ…
157キロバイト (16,048 語) – 2024年2月5日 (月) 00:18

「鈴木紗理奈さんのバラエティも女優業も、根本が同じなんだな」と感じました。『めちゃイケ』で培ったコミュニケーション能力や笑いのセンスが、彼女の芝居にも生きているのでしょうね。素晴らしいです。

●バラエティも芝居も「演じている」
タレントとして数々の番組に出演し、近年は女優としても存在感を高めている鈴木紗理奈。2月23日3月3日にヒューリックホール東京にて上演される舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』では、王妃ヘレナ・リオニス役を務める。鈴木にインタビューし、女優業への思いや本作への意気込みを聞いた。

フジテレビ系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(1996~2018)などで活躍し、バラエティの印象が強いが、近年はドラマや映画にも出演。「バラエティも女優業も根本は一緒だと思っている」と語る。

「バラエティもエンターテインメントショーをやっていて、それがアドリブなだけ。ドラマはきっちり本がある中で生きていくので、細かくセリフが決まっているし、自分とは全く違う役を演じたりもするけれど、演じるという部分ではどちらも同じだなと思っています」

バラエティも女優業も根本は同じだという感覚は『めちゃイケ』で学んだそうで、「バラエティだけど『与えられた役を演じ切れ』と言われていたので、お芝居と一緒なんだなと思いました」と振り返る。

○バラエティで鍛えた瞬発力が芝居にもプラス

そして、『めちゃイケ』の総監督を務めていた片岡飛鳥氏の「笑いとは」という話と、鈴木もよく出演している「タクフェス」の主宰者・宅間孝行の「お芝居とは」という話が同じだったそうで、その時に改めて「やっぱりバラエティもお芝居も同じだな」と再確認したという。

「お芝居は台本があって、そこから役者が感情をつないでいく作業だと思っていて、その人はなんでそのセリフを言っているのか、そこまでにどういう感情の変化があったのか考えていくんですけど、『めちゃイケ』でも同じように感情の流れを考えて演じていて。役ではなく本人として出ているので、鈴木紗理奈が本当にその気持ちになっているという風に見えるようにやっていました」

バラエティは本人の発言のように見えるけれども、あくまでもその番組で求められる鈴木紗理奈という役割を演じているのだという。

とはいえ、バラエティはドラマなどのように流れがしっかり決まっているわけではなく、臨機応変に対応しなければならないため、「瞬発力がめちゃくちゃ鍛えられている」と言い、それがお芝居にもプラスに。

カット尻とかセリフがないところでみんなで自由にやり合う場面や、舞台で台本から少し外れた時などに対応できるのはバラエティのおかげだと思います。アドリブになった時にすっと言葉が出てくるので」

●『FFBE幻影戦争』王妃ヘレナ役に喜び
大人気ゲーム『FINAL FANTASY』シリーズ初のストレートプレイによる舞台化となる『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』では、赤き獅子の国リオニスの若き王子モント(吉田仁人)・シュテル(武藤潤)の母である王妃ヘレナ・リオニスを演じる。

出演が決まった時は「すごく有名な作品なので、純粋にうれしかったです」と喜んだという。

「壮大なゲームの世界を舞台でやるというのは、衣装もすごいものを着るだろうし、演出もすごく凝るだろうし、そういったキラキラした舞台はあまり挑戦したことがなかったので、その世界の中に入れることにワクワクして、ぜひやりたいなと思いました」

また、ゲーマーで『FINAL FANTASY』もやり込んでいたという兄に出演することを言いたいという思いもあってオファーを受けたという。

「兄に報告したらびっくりしていて、『すごいやん!』って大興奮していました。たぶん見に来てくれると思いますが、それもモチベーションになっています(笑)」
○息子への愛を役に投影「愛を持って演じたい」

演じる王妃ヘレナ・リオニスについては「愛の人」と捉えている。

「母の優しさがあって、王様のこともすごく愛していて、愛ゆえに強くなるというのはとても共感するところなので、愛を持って演じたいです」

2010年2月に息子を出産し、1児の母親でもある鈴木。息子への愛は、王妃と重なるという。

「愛のために命もかけるし、愛のために優しくなるし、愛のために強くなる。もともと関わる人や物に愛情はすごくあったと思いますが、息子が生まれてから分散していた愛情が息子に集中したのかなと思います」

そして、「『鈴木紗理奈が出ていてよかったね』と、スタッフさんにも演者の方にも思われたいし、見に来てくれたお客さんにもそう思ってもらえたら。お芝居もそうやし、カンパニーの空気に関しても、そう思ってもらえるようにしたいです」と意気込む。

ゲームを忠実に再現したビジュアルがすでに公開されているが、鈴木も衣装に大満足しているという。

「王妃感がすごい! 華やかさと強さがあって、衣装を着ることで役により入り込める気がしています」と述べ、「役者陣が乗って芝居できる衣装をスタッフの方が用意してくれたので、私たちがそのバトンを受け取って演じたいなと。1人でも多くの方に見に来てもらいたいですし、見に来てよかったと思ってもらえるお芝居を作り上げられるように稽古を頑張ります!」と意気込んだ。

■鈴木紗理奈
1977年7月13日生まれ、大阪府出身。1992年に「第6回全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞。バラエティタレントとして人気を博す一方で、映画『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』(2000)、NHK連続テレビ小説まんてん』(2002~2003)、ドラマ『白衣の戦士!』(2019)、『ナンバMG5』(2022)、『Dr.チョコレート』(2023)に出演するなど女優としても活躍。映画『キセキの葉書』では原田美幸役でマドリード国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞を受賞。また、CBC/TBS系ゴゴスマ~GOGO! Smile!~』に火曜日レギュラーとして出演するなど、コメンテーターとしても活躍している。
(酒井青子)

画像提供:マイナビニュース

(出典 news.nicovideo.jp)

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