【芸能】NHK会長、旧ジャニーズタレント新規起用に前向き姿勢「総括的判断の時期迎えつつある」

NHKの稲葉延雄会長は18日の定例記者会見で、ジャニーズ事務所からマネジメント業務などを引き継いだ「STARTO　ENTERTAINMENT（スタートエンターテイメント）」所属タレントの番組新規起用について、「現時点では従来の方針に変更はない」として見送る姿勢を改めて表明する一方で、「総括的に判断していい時期を迎えつつある」と述べ、起用再開に向けて前向きな考えも示した。

会見で稲葉会長は「『SMILE－UP．』（スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所）とスタートエンターテイメントとは定期的にやりとりを継続している」とし、「被害者補償、再発防止策がかなり進んでいるのではないか」との認識を示した。その上で、「2社の取り組みについて、さらに確認した上で新規起用を検討していきたい」と述べた。

故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡っては、被害者らでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が今月7日、補償や救済は大部分達成できたとして解散している。

産経新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/b360206f8c18f3ed09abc23c1b95cd44e2c668ce