【社会】長期滞在していた客が帰った部屋に入ったら…… オーナーが涙した“まさかの光景”が200万表示「うわ~!」「懐かしい」
【社会】長期滞在していた客が帰った部屋に入ったら…… オーナーが涙した“まさかの光景”が200万表示「うわ~!」「懐かしい」
温泉宿の客室に残された宿泊客の“工夫”がX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点で約224万件表示されるほど話題になっています。
●温泉民宿の客室に残されていた“痕跡”
投稿主は、青森県にある温泉民宿「南部屋」。宿に長期滞在していた高齢のお客さんがチェックアウトし、泊まっていた部屋を見に行ったところ、電灯に取り付けたであろう物がそのまま残っていたようです。
なんと、部屋の電灯のスイッチひもがビニールひもで延長され、とても長くなっています。お客さんが自ら持ってきたひもを取り付けたのかもしれません。布団に入ったあと、寝るときにわざわざ立ち上がって布団から出ずとも消灯できる、アナログな仕掛けです。
この光景に、オーナーさんは「実家の自分の部屋とかコタツのある部屋とかを思い出して、懐かしくて思わず泣きそうになった。。。」とポツリ。思わずノスタルジックな気持ちになったようです。
●検討した末、残すことに決めた
その後、小さく束ねて、コンパクトな状態になったビニールひもが写った写真も投稿。「電灯のひも『カスタマイズ』の件ですが……熟慮と議論を重ねた結果、ご覧の様に残す事としましたので、ご報告致します。異論は認めません(笑)。単泊・連泊に関わらず『ぐうたら』な方はひもを解いてご利用下さい。」と、取り外さずそのまま残しておくことにしたそうです。
この投稿には、「お部屋でくつろいでいたおじいちゃんの姿を想像してしまいました」「あ~! 父親の部屋にありました、このひも。自分も見たら泣いちゃうかも」「電灯のひもでボクシングの練習をするのです。」「またそのおじいちゃんが来られたら、同じ部屋ですね。」といった声が寄せられました。
ウッカリな忘れ物への粋な対応にほっこり胸があたたまるポスト。しかしながら宿泊する立場としては、持ち込んだものはしっかりと持ち帰るようにして、部屋がきれいな状態でお返しできるよう心がけたいものですね。
温泉民宿 南部屋(なんぶや)は、源泉100%かけ流し温泉なのに低価格で、2匹のかわいい看板犬が幸せに過ごしている素敵な宿です。気になる人はのぞいてみるとよさそうです。
画像提供:温泉民宿 南部屋さん
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