【芸能】富田望生、川栄李奈と6年ぶり演技バトル「すごく楽しい」 主人公の転機となる新人俳優役【コメント全文】
【芸能】富田望生、川栄李奈と6年ぶり演技バトル「すごく楽しい」 主人公の転機となる新人俳優役【コメント全文】
俳優の富田望生が、川栄李奈が主演を務める日本テレビ系4月期日曜ドラマ『ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントします-』(20日スタート、毎週日曜 後10:30)に出演することが12日、発表された。主人公・神田川美和(川栄)のマネージャー人生の転機になる人物・後藤沙紀を演じる。
今作の舞台は、冷徹ドS部長・犀川真一郎(安田顕)率いるワケアリ&クセツヨ芸能人たちの巣窟・TOYOプロダクション芸能4部。新人マネージャーで元天才子役の主人公・美和は、部長の無茶ぶりに翻弄(ほんろう)されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回る。這いつくばっても諦めず、持ち前の洞察力と演技力でダメタレントたちを再生するどん底にいても夢をあきらめない者たちの、人生リベンジコメディーとなる。
富田は、映画『ソロモンの偽証』やNHK連続テレビ小説『なつぞら』で注目を集め、映画やテレビドラマ、舞台などさまざまなジャンルで活躍。1月には、映画『港に灯がともる』で初主演を果たした。同局系ではドラマ『美食探偵 明智五郎』『ネメシス』などに出演し、『だが、情熱はある』では、お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃん役の好演が大きな話題になった。
高い演技力と幅広い表現力で抜群の存在感を放つ富田は、TOYOプロダクションにスカウトされた新人俳優・後藤役に挑む。役者を目指し、透明感あるたたずまいが印象的だが、なぜかあまり言葉を発せず無礼にも見えるという難しいキャラクター。しかし、その沈黙の裏には“ある理由”が隠されている。
富田は難役に取り組むにあたって、実際に取材を行い、専門家の監修を受けながら丁寧に役作りを重ねた。ドラマに新たな色を添える沙紀をどう演じるのか。そして『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』以来、約6年ぶりの共演となる川栄との演技バトルも見どころとなる。
【コメント全文】
■富田望生(後藤沙紀役)
――出演が決まった時の気持ちは。
「頑張らないと!」という気持ちでした。私が俳優というお仕事をしていて、沙紀自身もそこを目指す役どころなので、悔しさや頑張りたい気持ち、好奇心みたいなところも分かるなっていう部分がたくさんあって。ただ、私とはまた違う葛藤を抱えている子でもあるので、そういった違うところも含めてどれだけ役を愛することができるのかなと考えて、頑張らないとって思いました。
――沙紀という役について。
沙紀にとっては自分の人生を今一度見つめ返しながら、ちゃんと自分の人生を認めてあげるような物語だと思うんです。嘘でかぶせるのではなく、内から生まれてくるものが素直に出せるところまで気持ちが動くといいなと日々考えています。沙紀自身から生まれるものもそうですし、川栄さん演じるマネージャーさんとの関係も含めて、どんなキャッチボールができるのかっていうのはすごく意識していると思います。
――役作りについて。
今回、沙紀が抱えていることに自分自身が寄り添うというよりも、自分の体の中に落とし込めたらと思って、実際に当事者の方にお会いして現場にも来ていただいて。心情もそうですが、私が疑問に思ったことに対しても受け入れて一つひとつ細かくいろんなことを教えてくださるので、すごくありがたい存在です。現場で姿を見かけると安心します。
――6年ぶりとなる川栄との共演について。
前回は同級生でクラスの中でも比較的仲のいい設定でしたが、今回はマネジメントされる側とする側という関係性でご一緒します。川栄さんのせりふ量が尋常じゃないんですが(笑)、本当につっかえることもなくて。すごいパワーがせりふと言葉にこもっていて、川栄さんを通して出てくる言葉だから、信じられないくらいぶっ刺さるんですよね。身長も小さくてきゃしゃなのに、どんなパワーを内に秘めているんだろうというくらい、いろんなものをいただいています。川栄さんのお芝居を全身で受け止めて、本気で向かうことがすごく楽しいですし、現場に来るのが毎日楽しみです。
――視聴者へのメッセージ
「明日からもういっちょエネルギー出して頑張ろう!」って思えるような作品になっているのではないかと思います。私が演じる沙紀自身が見つめる人生、沙紀の成長もそうですし、沙紀が物語を通して受け取るものが、たぶん視聴者の皆さまにも刺さるはず。ぜひ楽しみに期待してお待ちいただければと思います。
