【芸能】上沼恵美子、とんねるずの芸風は「大っ嫌い」「関西やからかなあ」「笑いが分からない」
【芸能】上沼恵美子、とんねるずの芸風は「大っ嫌い」「関西やからかなあ」「笑いが分からない」
タレントの上沼恵美子が20日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演した。番組では元タレント・中居正広氏の性暴力に端を発するフジテレビの一連の問題を巡る第三者委員会の報告書で、類似案件としてフジの女性社員がセクハラ被害を受けた『有力な番組出演者』として、一部で名前を報じられ、謝罪コメントを発表したとんねるずの石橋貴明の話題を取り上げた。
上沼は「とんねるずの芸っていうのは、私は関西(出身)やからかなあ、下ネタをよくやって、明るい下ネタでワッと沸*ようなバラエティーっていうのは、私は大っ嫌いです」と断言した。「なぜかって言うたら、清純やから言うてんちゃいますよ。面白ないから。女の子に卑わいなこと言わしてエッヘッヘって笑ってる石橋さんの笑いが分からないし」と説明した。
大ファンだった双子デュオ・こまどり姉妹に石橋が暴言を吐いたからだとした。上沼は「(2人に)大阪の番組に来ていただいた。(当時もう)年はいってはりました。それでも派手なキラキラの振袖で2人でお出になって。『私、好きだったんですよ』って言って、苦労話もしていただいたり。(その後)頻繁に大阪に来てくださってたんです。こまどりさんも喜んでくれまして」と回想。
「(その後)東京の番組でもこまどり姉妹さんが呼ばれるようになったんです、そのころ。見てたら、『東京の番組にも出るようになったんだ』と思ったら、とんねるずの番組だった。番組名は忘れました。こまどりさんが歌って終わった後に、石橋さんがカメラの前まで出て来て『ひどかったですね、あの顔。何だあれ』って言うたので、画面に向かって『失礼やな!』って。大阪の家のテレビに怒鳴ったことあるんです」と打ち明けた。
上沼は「それがまかり通るのが、彼は面白いと思ってる。失礼です」と指摘。「いい番組もありましたからね。『食わず嫌い(王決定戦)』なんていうのは見てましたね、そこだけ。『これは嫌いやねんけど無理して食べる』なんて、あれ面白かったなと思いますけどね。全部が全部、卑わいなことで笑ってたわけではないんだけども」と話した上で、「セクハラって言うんでしょうかね。下ネタで笑いに持って行くっていうのは、私ら古いから最低やねん。でけへん人がやんねん。そんな感じですわ」と吐き捨てた。
「ただ、とんねるずのそれは明るくて、陽気で。ええように言うてあげてるんですよ。明る~いように持って行ってたから、時代にパ~ンとはまった。そして、ファンもついたっていうのは分かるんです。でも、(今回は)この人らしいっちゃ、らしいわ」と発言した。
石橋はがん闘病中とあって、「ご病気でもあるし、お気の毒やなって思いますけどね。治って完ぺきになって生還したら、ちゃんと謝ったらどうでしょうか」と呼びかけた。