【朝ドラ】今田美桜主演「あんぱん」放送1カ月、好評も視聴率は苦戦 「おむすび」からV字回復なるか
【朝ドラ】今田美桜主演「あんぱん」放送1カ月、好評も視聴率は苦戦 「おむすび」からV字回復なるか
5/3(土) 19:30
今田美桜主演、北村匠海共演で描くNHK連続テレビ小説「あんぱん」は、放送開始から約1カ月が経過した。視聴率は朝ドラ史上最低を記録した前作「おむすび」の悪い流れを断てず、5月1日までの関東地区での平均世帯視聴率は15・3%にとどまる。直近10作の平均視聴率の中では、現状で「おむすび」に次ぐ低い数字となっている。豪華な出演者、人気脚本家による史実とオリジナルを巧みに織り交ぜたストーリーは好評で、今後のV字回復に期待がかかる。
放送開始100年、終戦80年となる節目の年を飾る「あんぱん」。視聴率は伸び悩んでいる。関東地区での5月1日までの平均世帯視聴率は15・3%(ビデオリサーチのデータをもとに簡易的に計算、小数点2位以下は四捨五入)にとどまっている。直近10作の朝ドラの平均視聴率では現状で下から2番目となり、「舞いあがれ!」(15・6%)や「ちむどんどん」(15・8%)よりも低い。
「あんぱん」の初回は15・4%で、平均視聴率が史上最低の13・1%だった「おむすび」初回の16・8%を下回った。第9回と第10回で15・7%、第12回で15・9%と上昇傾向にあるものの、昨年のヒット作「虎に翼」(平均16・8%)とは差がある。(中略)
キャストは豪華だ。ヒロインの今田、相手役の北村に加え、江口のりこ、河合優実、吉田鋼太郎、竹野内豊、阿部サダヲ、松嶋菜々子らがそろう。脚本は「ドクターX~外科医・大門未知子~」などで知られる中園ミホが担当する。
「アンパンマン」のキャラクターを想起させる登場人物も少なくない。ヒロインの母、朝田羽多子(江口)は「バタコさん」、パン職人の屋村草吉(阿部)こと〝ヤムおんちゃん〟が「ジャムおじさん」を思わせる。セリフや週タイトルに「なんのために生まれて」「なにをして生きるのか」など、主題歌「アンパンマンのマーチ」の歌詞が織り込まれ、遊び心と心揺さぶる展開は視聴者の心をつかんでいる。
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