【NHK朝ドラ】今田美桜『あんぱん』、戦争パート完結
【NHK朝ドラ】今田美桜『あんぱん』、戦争パート完結
「あんぱん」戦争パート完結 次郎さん無事生還も肺浸潤…ネット心配「長生きして」「地獄を見たのかな」
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第60話が放送され、2週にわたった本格的な「戦争パート」が完結した。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第60話は、若松次郎(中島歩)から便りが届くが、それは海軍病院からだった。若松のぶ(今田美桜)が不安な気持ちで病室に入ると、笑顔でベッドに座る次郎の姿があった。
戦況は一層厳しくなり、1945(昭和20年)7月4日、高知の町に空襲警報が鳴り響く。行き交う人々の中に飛び出したのぶは、遠くから子どもの泣き声が聞こえると、皆が逃げるのとは逆方向へと走り始め…という展開。
のぶ「次郎さんのおっしゃっていたことが正しかったです。うちが、子どもらに言うてきたようには、戦争は終わらんがですね」
次郎「いや、もう戦争の話はよそう」
次郎の病は「肺浸潤」。結核とは異なり、治る可能性は十分あると朝田蘭子(河合優実)。自身の話を一切しない次郎を、のぶは「きっと、うちに聞かせとうないようなつらいことがあったがやと思う」と気遣った。
「肺浸潤」とは、膿や血液など空気より密度の高い物質が肺胞内に浸み出した状態。過去には肺結核の初期の状態を意味した。
SNS上には「次郎さん戦*るかと思ったから出会えて安心だよ」「次郎さん、地獄を見たのかな」「寛伯父さんに次ぐ人格者だと思う。 長生きしてくれ」などの声が上がった。
23日から第13週「サラバ 涙」に入る。