【社会】ビンタ、げんこつ、チョーク投げ…令和の若者には理解不能な「教師に殴られるのが当たり前」だった時代をふり返る (中川淳一郎氏)

【社会】ビンタ、げんこつ、チョーク投げ…令和の若者には理解不能な「教師に殴られるのが当たり前」だった時代をふり返る (中川淳一郎氏)

ビンタ、げんこつ、チョーク投げ…令和の若者には理解不能な「教師に殴られるのが当たり前」だった時代をふり返る
…教師は理不尽な存在 先日、Xに、昭和生まれの人々に向けて「ある質問」が書きこまれ、3045万インプレッションを獲得し、コメント数は2万7000件を超…
(出典:デイリー新潮)
この記事は、令和の若者たちにとって想像もつかない教育現場の実態を知る良い機会です。昔は教師の叱責が愛情の一部とされていましたが、今では生徒の権利が重視される時代です。それに伴い、教育の現場も大きく変化しており、どのような指導方法が適切であるのか、議論が続いています。

1 少考さん ★ :2025/07/20(日) 11:17:40.29 ID:REvRA4j59

デイリー新潮
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/07200800/

2025年07月20日

教師は理不尽な存在

 先日、Xに、昭和生まれの人々に向けて「ある質問」が書きこまれ、3045万インプレッションを獲得し、コメント数は2万7000件を超え、大きな話題になった。それは、「あき」という人物による、「聞いた話しなのですが、 学校で教師に殴られるのは普通だったのですか?」(原文ママ)という質問である。

 質問者の方はおそらく平成生まれのユーザーと思われるが、教師による体罰が問題視される時代に学校生活を過ごした方だろう。この質問に昭和の教師を知る人々が嬉々としてコメントをしたのだった。

 なかなかどうして、出るわ出るわ、暴力エピソードが……。ビンタ、ゲンコツはもちろん、チョークを投げられた、竹刀で叩かれた、三角定規で叩かれた、髪の毛を切られるなどなど。ただ、多くの人が「あれは愛のビンタだった」や「今ではいい思い出」「あれは生徒が悪い」「生徒も殴り返した」などと返信し、議論は白熱した。

 そこで本稿では、1973年生まれの筆者が、1980年に小学校に入学してから、中2の途中である1987年まで接した、公立小中学校の教師について振り返ってみる。

 昨年の流行語大賞「ふてほど」(ドラマ「不適切にもほどがある!」の略語)で昭和時代の教師が注目され、「当時は異常だったな」「当時は大らかだったな」などと人々は感想を持った。だが、若干大袈裟な面はあるものの、脚本家の宮藤官九郎氏(1970年生まれ)の時代の生徒が目撃した教師像に近いものはあるのでは。

 乱暴だが、総括してみると「教師は理不尽な存在かつ恐れられた」がメインとなるかもしれない。だが「時に尊敬される立派な聖職者だった」というポジティブな感想もまた真実なのかもしれない。実際、「3年B組金八先生」や「スクール・ウォーズ」に登場する熱血漢もそれなりに存在した。

もみあげをつまんで持ち上げる「アポロ」

 私が記憶している“教師=聖職者”を表すエピソードは、「教師をスーパーで見かけたことが翌日クラス中の話題になったこと」である。「アイドルは*をしない」という論争があるが、当時の我々は教師がまさか買い物をするとは思っていなかったのだ。先生は学校の中だけに存在し、実生活はない、よって買い物などするワケがないという言説を唱える者もいた。

 さらに「教師=聖職者」というより、「教師=伝説の民」エピソードかもしれないが、それこそアイドルではないが、実際に「大」に関わるネタにまで広がっていたことを紹介したい。

 私が通った小学校には、メインの「南校舎」と、渡り廊下を渡ったところにサブの「北校舎」があった。男子生徒は学校で大便をしたことがバレると「*マン」というあだ名をつけられるのが常だったし、その最中、外から「誰だよ~?」と言われたり扉をよじ登って大便をする姿を確認されたりすると、いじられたものだ。それだけ男子生徒にとっては大便をしているところを知られるのは苦痛だった。だから、男子生徒は大便をしたくなったら人が少ない北校舎へ遠征し、和式便器にまたがるのである。そんなある日、北校舎のトイレにとんでもなく長くて太い大便が残されていた。直径3cm、長さ35cmはあろうかという特大一本便である。

 これはすごい、とばかりに皆で見に行ったのだが、「これは絶対にK先生の大便に違いない」ということになった。根拠はK先生が身長185cmの巨漢だったからである。かつて倭寇が朝鮮半島・中国で暴れていた時、海岸で倭寇のメンバーが出した大便をかき集め、巨大な便にした。これにより、現地の人は「倭寇には巨人がいる」と恐怖した。まさに倭寇が恫喝のために巨大便を置いたように、K先生も自らの偉大さを示すためにこの大便を残したのだ、ということになったのだ。

 もちろん、「教師=理不尽」エピソードもある。小学2年生の時の担任の男性教師は凄まじかった。26歳ぐらいだったと思うのだが、少しでも態度が悪い生徒がいると教室の前に出てくるよう言い、生徒の後ろに立ち、両方のもみあげをすさまじい力でつまみ、持ち上げるのだ。理由は不明だが「アポロ」という技で、苦悶の表情を浮かべる生徒の様子を他の全員に見せ、折檻の恐怖を知らしめるのだ。

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https://www.dailyshincho.jp/article/2025/07200800/?all=1&page=2

(略)

中川淳一郎

※全文はソースで。

※前スレ (★1 2025/07/20(日) 08:55:28.55)
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