大槻マキ　上海公演突如中止を謝罪「やむを得ない諸事情により急遽中断せざるを得ない状況」ネットでは戸惑いや批判の声

　アニメ「ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ」の主題歌などで知られる歌手の大槻マキが２９日までにインスタグラムのストーリーズに新規投稿、上海公演の突然の中断について触れた。

　大槻は、２８日に中国・上海で行われた「バンダイナムコフェスティバル２０２５」に出演。ステージで歌っている最中に突然照明が消え、中断を余儀なくされた。

　ストーリーズに投稿されたのは、大槻の事務所スタッフによる文面で、「２８日のステージにつきましては、パフォーマンス中ではございましたが、やむを得ない諸事情により急遽中断せざるを得ない状況となってしまいました」と記されている。

　さらに「出演を楽しみにお待ちくださっていたファンの皆さまには、急なご案内となりましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉がつづられた。

　その後、ステージイベントが全て中止となり、出演予定だった「ももいろクローバーＺ」やロックバンド「ＡＳＨ　ＤＡ　ＨＥＲＯ」などのステージも開催されないこととなった。

　Ｘ（旧ツイッター）では、「何もパフォーマンスの途中でやることないのに」「見せしめ感」「不安しかない」「聴きたい音楽もライブで聴けなくなり始めるのは可哀想」「推しもファンもせめて楽しむ権利だけは守ってほしい」など戸惑いや批判の声が挙がっている。

　台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁を巡り日中関係が緊張する中、中国では「ゆず」や「浜崎あゆみ」など日本人アーティストによるイベントの中止が相次いでいる。