坂本花織 涙の有終V「凄く幸せ」 真央超え日本勢最多4度目頂点「晴れやかな気持ち」
坂本花織 涙の有終V「凄く幸せ」 真央超え日本勢最多4度目頂点「晴れやかな気持ち」
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【フィギュア】坂本花織 涙の有終V「凄く幸せ」 真央超え日本勢最多4度目頂点「晴れやかな気持ち」 女子フリーは今大会で現役を引退するミラノ・コルティナ五輪銀メダルの坂本花織(25=シスメックス)が合計238・28点で2年ぶり4度目の頂点に立った… (出典:スポニチアネックス) |
女子フリーは今大会で現役を引退するミラノ・コルティナ五輪銀メダルの坂本花織(25=シスメックス)が合計238・28点で2年ぶり4度目の頂点に立った。フリー、合計とも自己ベストを更新する今季世界最高をマーク。優勝回数も浅田真央を上回る日本勢最多となった。千葉百音(20=木下グループ)が自己最高の合計228・47点で銀メダル、中井亜美(17=TOKIOインカラミ)は9位だった。
最後のポーズを決めた瞬間、坂本の目から涙があふれた。フリーと合計で4年ぶりに自己ベストを塗り替える圧巻の舞。観衆のスタンディングオベーションで称えられ、キス&クライでもうれし泣きした。日本勢最多となる4度目の世界一。「今シーズンは思い描いていたよりきついシーズンだったけど、最後の最後、金メダルを獲って晴れやかな気持ちで競技から退ける。凄く幸せ」。記者会見では笑顔が輝いた。
SP首位から迎えたフリー。4歳から師事する中野園子コーチにリンクサイドで背中をポンと叩かれ、普段通りに送り出された。「愛の讃歌」に乗り、2月のミラノ・コルティナ五輪でミスが出たフリップ―トーループの連続3回転を含め、全てのジャンプを成功させた。表現面を評価する演技点の3項目全てで異例の10点満点をつけるジャッジもいたように、大技はなくても他を圧倒した。
銀メダルに終わった五輪。「後にも先にも一番悔しい経験」を味わい、帰国するまでには迷っていた今大会の出場を決意した。世界選手権代表の補欠だった渡辺倫果に「最後、出させていただきます」と連絡。「かおちゃん(坂本)が舞ってる姿を見たいから、ぜひとも出てください」と背中を押された。10日間の完全休養を経てリンクに戻り、現役最後の舞台に臨んだ。
「休んで調子が落ちたので上げないといけなかったけど、それも楽しかった。毎日の練習が充実していた」。過去、日本勢では全種目を通じて誰も成し遂げたことがない4度目の世界制覇。21年間のキャリアを鮮やかに締めくくった。喜怒哀楽が詰まり「虹色」と表現していた自身の人生。今後は何色にするかを問われると「これからの人生は虹色にラメを足しておく」と笑った。心残りなく指導者の道へと進む。
◇坂本 花織(さかもと・かおり)2000年(平12)4月9日生まれ、神戸市出身の25歳。神戸野田高から神戸学院大に進み、現在はシスメックス所属。03年のNHK連続テレビ小説「てるてる家族」でヒロインの姉がフィギュアスケートをしているのを見て興味を持ち、4歳から始める。五輪は18年平昌大会で6位、22年北京大会で銅。1メートル59。
スポニチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/b34886980b91cf89d48917c88b56dbb99426b6c4




